〜彩雲国風土記〜

ここでは、原作から抜き出した彩雲国についての記述等をまとめて表記。
適当コメント付き。
風物・人物・地名・年表など。
記述漏れ、間違いなどありましたらご連絡ください。

(*)付きの文章は、別に調べた内容や注釈です。
原作で使われている漢字が表記できない場合はカタカナで表記。

この内容を参照して使用されるのは自由ですが、
そのまま複製されたりはなさいませんよう。

彩雲国基礎知識
彩雲国 さいうんこく はるかむかしに蒼玄(そうげん)王が彩八仙の力を借りて建国。八州からなる。首都は貴陽(きよう)
彩八仙 さいはっせん 人外の力を持った八人の仙人。紫・藍・紅・黄・碧・白・黒・茶の色で呼ばれる。今も彩雲国を守っていると言われ、どうやら不死らしい。
彩七家 さいななけ 藍・紅・黄・碧・白・黒・茶の七家。絶大な力をふるう。元は地方豪族。
彩八州 さいはっしゅう 藍・紅・黄・碧・白・黒・茶の七州に首都州の紫州を加えた八の州。
植生
さくら 運命の出会い(爆)を作る。
うめ 王宮の庭には梅林もあるらしい。
沈丁花 じんちょうげ 宋将軍が前王より下賜された。意は、「栄光と不滅」
ふじ 王宮の庭にある。
金木犀 きんもくせい 王宮の庭にある。
薔薇 ばら 赤、黄がかった白を確認。将来、秀麗が下賜されるかも?
花菖蒲 はなしょうぶ 楸瑛と絳攸が劉輝より下賜された。意は、「あなたを信頼します」
きく 茶鴛洵が前王より下賜された。「高貴・高潔・高尚」の意あり。
むらさきそう むらさきそう 草冠に此の字の意味。
もも 個人的に幸せな一品。桃仙人もいるらしい(笑)
石斛 せっこく 多年草。生薬になる。(*健胃、解熱、消炎、強壮、強精薬になる。美声になるらしい?)
月彩花 げっさいか 茶州州花。
すもも すもも。黎深が好きらしい。
菜の花 なのはな 飾るよりおひたしにするが良。
福寿草 ふくじゅそう お祝い事には欠かせない花。花言葉は「あなたに幸福を」
毒痛み どくだみ 馬にあげるとよい。十薬。(*化膿、擦り傷、靴擦れなどには貼って使用。どくだみ茶にして利尿・便通・高血圧予防になる。さらに、塩茹でして食べることもできる。秀麗が好きそうだ。笑)
はぎ あんまり花束にはしないと思う…。
らん お見舞いには花を贈ろう。
ぺんぺん草 ぺんぺんぐさ 黎深にとって基本的に邵可以外の存在。
栗の木 くりのき 登って、上から落とす…。下にいたくない。
椿 つばき 侘助とかが個人的に好きなのだが、原種だろうか。
松ぼっくり まつぼっくり 龍蓮の頭を飾る。
ドングリ どんぐり 同上。
黄梅 おうばい 秀麗を飾った花。
ろう梅 ろうばい 同上。
寒木瓜 かんぼけ 同上。
山茶花 さざんか 同上。
寒椿 かんつばき 同上。
百合 ゆり 黎深の奥さんの名前が百合姫なので、きっとある。
木通 あけび (*腎臓炎・膀胱炎・尿道炎のむくみに)
白茅根 はくぼうこん 漢方薬。
防已 ぼうい 漢方薬。(*痩せ薬としても使用。肥満・関節炎・リューマチ・多汗症に)
沢瀉 おもだか 漢方薬。
茵ちん蒿 いんちんこう ちんは、草冠に陳。漢方薬。(*茵陳=黄疸症状の際、よく用いられる。肝炎・腎炎に)
淡竹葉 たんちくよう 漢方薬。(*解熱・利尿・感染による炎症に)
陳皮 ちんぴ 漢方薬。(*健胃・整腸・止嘔・去痰)
茯苓 ぶくりょう 漢方薬。(*胃弱・胃下垂に)
大腹皮 だいふくひ 漢方薬。(*健胃・利尿・むくみに)
猪苓 ちょれい 漢方薬。(*腎盂炎・膀胱炎・尿道炎に)
車前子 しゃぜんし 漢方薬。(*オオバコの生薬。消炎・利尿・鎮咳・去痰・血尿に)
菟糸子 としし とは草冠の下は本当は刀。漢方薬。(*腎炎・食欲不振・下痢に)
桑椹 そうじん 漢方薬。
松の木 まつのき 人生相談はこちらへ。
勿忘草 わすれなぐさ 克洵と春姫の思い出の花。
ささ パンダはいるのかしら。――いた。
蒲公英 たんぽぽ 食用にもなる。根っこはコーヒーにも。
食物
こめ 主食。やはり炊くのだろうか。蒸すのだろうか。
むぎ 米の代用品。だが麦酒はない様子
小豆 あずき 砂糖と煮詰めて餡になる。ただし、手間。
饅頭 まんじゅう 物語最多出演の食物。
梅饅頭 うめまんじゅう 霄大師の好物らしい。
漬物 つけもの 劉輝の朝ごはんの一品。
豆腐 とうふ 豆腐屋がある。
ねぎ 鴨が背負ってると最高。
生姜 しょうが 生姜湯は、身体があたたまります。普通は。爆発もしません。
山椒 さんしょ ちりめん山椒はうまい
梅干し うめぼし 東方諸島の名産。
超梅干 ちょううめぼし 夏バテの特効薬。
ゆで卵 ゆでたまご 夏に大量に贈られると困る。
煎餅 せんべい 饅頭に似てないもの。
団子 だんご 団子屋がある。
煮物 にもの 邵可邸の夕食の一品。
おにぎり おにぎり 邵可作と静蘭作が味わえる。当ててみよう。
紫州饅頭 ししゅうまんじゅう 紫州名物。お土産に最適。
塩・砂糖&とんがらし しおさとうとうがらし 黄尚書に投げてはいけない基本調味料。
山菜 さんさい 軍が採取競争したりする。安売りもしてくれる。
紫州団子 ししゅうだんご こちらもお土産にどうぞ。
毒キノコ どくきのこ 龍蓮にはきかないかも。
納豆 なっとう 栄養価は高い。
莢豌豆 さやえんどう …の豆知識はどんなんだろう。
龍泉茶 りょくせんちゃ 疲れが取れるお茶。
点心 てんしん おそらく、絳攸は作らない方がいい。職人修行編、あったら楽しそう。
柑子 みかん こちらの字での表記もあり。
土筆 つくし 春の味覚。
独活 うど 春の味覚。
林檎 りんご 「〜のような」という形容で発見。だからたぶんある。
甘露茶 かんろちゃ 甘いお茶。安くない。茶州名産。
おかゆ おかゆ 病人食の筆頭。
お吸い物 おすいもの 和風しか想像できない…。
いも やはり、掘る。
なし 個人的に、あっさりさっぱりの二十世紀が好きです。
桃饅 ももまん 形がかわいい。静蘭同様二番目らしい?
彼山銀針 かざんぎんしん 高級茶葉。
蜜柑 みかん 紅州特産。品種改良の種無しの甘いのがある。
いちご お見舞いの一品。
桃・スモモの糖蜜漬け ももすもものとうみつづけ コンポート。
鴨の変わり四菜 かものかわりよんさい 酒家のメニュー。冬は鴨だ、うん。
鴨肉の汁物 かもにくのしるもの 同上。うまいらしい。
乾し飯・乾し柿・煮干 ほしいい・ほしがき・にぼし 影月の食事。というか旅の携帯食。
ブリ ぶり 冬が旬。ブリ大根はうまい。
青椒肉絲 ちんじゃおろーすー おかず。楸瑛と絳攸が作る?つまりピーマンはあると。
餃子 ぎょうざ おかず。
大根 だいこん 基本的な野菜。
粟・黍 あわ・ひえ 麦より悲しいご飯。
団子の汁物 だんごのしるもの 鶏挽肉・モヤシ・冬菜の蒸し団子。生姜入。
キノコ雑炊 きのこぞうすい 夜食にいいですね。
毬栗 いがぐり 子供のころ、天津甘栗を読み間違いしてました。
白毛石芝 はくもういわたけ 扁平で緑灰色。珍味。高価。
松ノ茸 まつのたけ 秋の王様。高価。
おろし合え おろしあえ 石芝はこの食べ方がおすすめ。
土瓶蒸し どびんむし マツタケはこれね。
茅炎白酒 ちえんはくしゅ 白州帰山地方産の高濃度酒。
かぶ 大根・葱とともに邵可邸で自家栽培されている。
黒芋羊羹 くろいもようかん 黒州の特産。
超仲直り梅干し ちょうなかなおりうめぼし 喧嘩した恋人たちに大人気。頭も良くなる。
青汁 あおじる 丙太守は健康のため毎日飲んでいる。
金色の饅頭 きんいろのまんじゅう 試験官に贈る。底にきっと山吹色のものが入ってるはず?
大豆 だいず 畑のお肉。
うなぎ 蒲焼にする。
焼麺 やきそば 屋台の定番。麺の字はやはり作中の字が出ません。
杏仁豆腐 あんにんどうふ 定番デザート。
胡麻団子 ごまだんご 定番デザート
猪鍋 ししなべ 燕青に狩に行ってもらって作る。
メザシの干物 めざしのひもの 尾頭付きの魚。
シシャモの干物 ししゃものひもの 尾頭付きの魚。
五目ご飯 ごもくごはん 手間そうな一品なのだが。
汁麺 しるめん ラーメン?
モツ鍋 もつなべ 肝を使う。
生活
磁石 あるんなら絳攸に持たせよう。
くるま 馬が曳くらしい。移動用の乗り物。
麺棒 めんぼう 点心などの生地を伸ばすために使う。時には八つ当たりの手段に。
燭台 しょくだい
妓楼 ぎろう 遊女のいる館
鶏小屋 とりごや
卯の刻六つ うのこくむつ 午前七時
算盤 そろばん
くつ
菜譜 さいふ 料理本。
蜜月の旅 みつげつのたび ハネムーン。
宮中
王宮 おうきゅう 王様の城。政治の中心。
後宮 こうきゅう 男子禁制女の園。
国試 こくし 国官になるための試験。中国歴史上での科挙。イメージ的に国家公務員上級職試験かと。
会試 かいし 国試の最終試験。
州試 しゅうし 国試の第一弾。各州で行われる。この上位合格者のみ貴陽にて会試受験が叶う。
吏部試
りぶし 国試及第者の配属先を決定するための人事選抜試験。
進士 しんし 国試の合格者。
状元 じょうげん 国試第一位合格者
榜眼 ぼうげん 国試第二位合格者
探花 たんか 国試第三位合格者
春の除目 はるのじもく 辞令の発令
尚食官 しょうしょくかん
庖廚所 りょうりどころ 宮中の台所。
正午の鐘 しょうごのかね
門番 もんばん 十六衛の中位武官。
宿直 とのい 宿直、夜勤。
休日 きゅうじつ 七日に一度
資蔭制 しいんせい 家格や父祖の功績により無条件で官吏に任官できる制度
尚服官 しょうふくかん 王の衣装係
宣政殿 せんせいでん
丹鳳門 たんぽうもん
蒼明宮 そうめいきゅう 正殿を中心に中央省庁を配置する国家最高機関の所在地
国武試 こくぶし 武官登用のための国家試験。
準試 じゅんし 地方官のための登用試験。
動物
馬・牛・犬・鶏・鯉・熊・こめつきバッタ・カエル(のタマゴ)・猫・狸・白うさぎ・ボウフラ・
豚・梟・猿・烏骨鶏・ミナミボラボラ鳥・ユキギツネ・鷹・猪・ヤモリ・リス・コマネズミ・
サンショウオ(山椒魚?)・(便所)蝿・トカゲ・金魚・寄居虫(ヤドカリ)・鳩・ネズミ・
スズメ・黒牛・蓑虫・狐・パンダ
その他
二胡 にこ 楽器。弓を使って弾く。
藁人形 わらにんぎょう 東方の呪いのアイテム。
藁人形 わらにんぎょう (異説)熱い思いを伝えるキューピット。
琥珀 こはく 茶州特産
ふえ 悪夢を呼ぶのは龍蓮の横笛のみ。
干將 かんしょう 縹家により作られた破魔の剣。莫邪とはペアで男性的。現在の所有者は静蘭。
莫邪 ばくや 縹家により作られた破魔の剣。干將とはペアで女性的。現在の所有者は劉輝。
関塞 かんさい 州境の関所。
鴛鴦彩花 えんおうさいか 黄家の直紋。
双龍蓮泉 そうりゅうれんせん 藍家の直紋。
桐竹鳳麟 とうちくほうりん 紅家の直紋。
孔雀繚乱 くじゃくりょうらん 茶家の直紋。
月下彩雲 げっかさいうん 縹家の直紋。望月は当主のみ使用。
五行・五事・八政・五紀・皇極・三徳・稽疑・庶徴・五福 ごぎょう・ごじ・はっせい・ごき・こうきょく・さんとく・かいぎ・しょちょう・ごふく 『七経』の中で基子が勇王に説いた天下を治める大法。
書経 しょきょう 『七経』の中のひとつ。
茗茜子 めいせんし 詩仙。
東湘記 とうしょうき 難曲
鴦鴦伝 おうおうでん 同上
彩宮秋 さいぐうしゅう 同上
琵琶記 びわき 同上
蒼遙姫 そうようき 同上
相愛恋 そうあいれん 曲目。
琅榮々 ろうえいえい 大書家。
雅旬 がじゅん 当第一の彫物師。黄奇人の仮面を作った。依頼人は黎深か。
黔鉱石 くろむこうせき この読み方は、ちと強引なような。
捕物帖 とりものちょう …というと、どうも時代劇。娯楽としてあるのかな。
”龍” りゅう 賽子賭博のひとつ。札を使う。
”神龍飛翔” しんりゅうぎしょう ”龍”の役。
”龍王降臨” りゅうおうこうりん ”龍”の役、最強の一手。
紅葉占い もみじうらない なんとなく、うさんくさい。
桃仙人 ももせんにん 冥土の途中で会えるかも?
『命声』 めいしょう 縹家に伝わる力。おそらく声で他者を支配する力。
『忘れ茸各種解毒剤』 わすれだけかくしゅげどくざい <山好きだけどうっかりさんには必需品>
『健忘症回復ツボ本』 けんぼうしょうかいふくつぼほん <ちょっとヤバイかな?と思った時にはこの一冊!>
『記憶回復安眠枕』 きおくかいふくあんみんまくら <素敵な記憶とともにあなたを心地よい眠りに誘います>
『眠ってる記憶引き出し升』 ねむってるきおくもひきだします <これで水を飲むとへそくりの隠し場所を思い出し升>
『これでボケも一発回復!脅威の麻婆』 これでぼけもいっぱつかいふく!きょういのまーぼー 超激辛麻婆豆腐。
お囃子 おはやし 祭には不可欠。
思い入れが強すぎて解説不可能。
招き猫 まねきねこ …あるのか?
桃色草子 ももいろぞうし 初心者向け春本。
蘇芳 すおう 身分違いの男女の恋愛を題材にした甘い恋の曲。
国子学 こくしがく
太学 たいがく
四門学 しもんがく
榮山石 えいざんせき 千里山脈榮山にて採掘される硯に良い石。
郵亭 ゆうてい
彩雲国物語内独自表記
昊 =そら
道寺 =てら。
師 =せんせい
軒 =くるま
庖廚 =だいどころ
庖丁人 =りょうりにん
庭院 =にわ
室 =へや
臥室 =しんしつ
手巾 =てぬぐい
衣工 =したてや
机案 =つくえ
菜 =りょうり
凶手、兇手 =ころしや
禄 =きゅうりょう
医師 =いしゃ
書翰=てがみ

地名
<紫州>(ししゅう)
貴陽 きよう 彩雲国・紫州にある首都。王城がある。
☆紅南区 こうなんく 邵可邸がある。
☆紅東区 こうとうく 葉棕庚の診療所がある。
☆黄東区 こうとうく 黄奇人邸がある。
龍山 りゅうざん 貴陽の山。秀麗母のお墓がある。
砂恭 さきょう 紫州のはずれ、茶州が近い。
<茶州>(さしゅう)
琥l これん 茶州の州都。
峯盧山 ほうろさん 国内で十指に入る峻険な山。茶州にある。観光には不向き。
崔里 さいり 紫州との関所がある。
金華 きんか 茶州の商都。
絽茜 ろせん 茶州の街。
千里山脈 せんりさんみゃく 黒州と茶州にまたがる
榮山 えいざん 千里山脈のひとつ。
柳西邑 りゅうさいむら 茶州のむら。
石榮村 せきえいむら 茶州、千里山脈、榮山の裾野の村。榮山石の発掘場。虎林郡、桔林地方にある。
虎林郡 こりんぐん 茶州の一地方。
九桑村 くそうむら 虎林郡にある。
琥山 こざん 琥lの隅にある小さな山。
☆飯店通り はんてんどおり 琥lにある。魚や牛が降ってくる。
☆恋涙洞 れんるいどう 茶家本宅近くの洞窟。地底湖がある。
<黒州>(こくしゅう)
遠游 えんゆう 黒州州都。
西華村 せいかむら 黒州、千里山脈にある寒村。
<藍州>(らんしゅう)
玉龍 ぎょくりゅう 藍州州都。
龍牙塩湖 りゅうがえんこ 藍州にある塩湖。
湖海城 こかいじょう 藍家の居城。水の要塞。
臥竜山脈 がりゅうさんみゃく 人跡未踏の高峰が連なる。
九彩江 きゅうさいこう 臥竜山脈を含む一帯の呼び名。禁足地。十二の雪山に囲まれ108の湖沼群がある。
蒼湖 そうこ 九彩江の中でもっとも標高が高い場所にある不凍湖。
竜眠山 りゅうみんざん
宝鏡山 ほうきょうざん 縹家の鎮めの社がある。
<紅州>(こうしゅう)
梧桐 ごどう 紅州州都。
東坡 とうは 紅州関塞。
鹿鳴山 ろくめいさん 江青寺のある山。
蒼梧の野
紅山地帯
龍頭山脈 りゅうずさんみゃく 藍紅州を隔てる厳しい山脈。
登場人物紹介
●彩八家中心
<紫家>(王家)
紫 戩華 し せんか 前王、劉輝らの父
紫 清苑 し せいえん 第二公子。後の茈静蘭。
紫 劉輝 し りゅうき 戩華王の第六公子。現在の彩雲国国王。
 (紫門家)
旺 季 おう き 門下省長官。蒼家の末裔。
飛燕姫 ひえんき 旺季の娘。縹家に嫁ぐ。リオウの母。
陸 清雅 りく せいが 御史台官吏。陸家の次期当主。
<藍家>
藍 雪那 らん せつな 藍家当主の三つ子長男。妻は玉華。
(月) 藍家当主の三つ子次男。本名がない。
(花) 藍家当主の三つ子三男。本名がない。
藍 楸瑛 らん しゅうえい 藍家直系四男。左羽林軍所属将軍。劉輝の側近。
藍 龍蓮 らん りゅうれん 藍家直系五男。秀麗の同期だが官吏ではない。奇行の主。横笛が悪夢。
十三姫 じゅうさんひめ 藍家傍系十三女。別名蛍。司馬家にて育つ。後宮入り。
 (藍門家)
司馬 迅 しば じん 藍四門家筆頭司馬家の総領息子。かつての十三姫の婚約者。楸瑛の親友。
司馬 龍 しば りゅう 司馬家のかつての当主。迅の祖父。武芸の達人。
<紅家>
紅 邵可 こう しょうか 紅家直系長男。府庫勤務。妻は薔君。娘は秀麗。
紅 黎深 こう れいしん 邵可の弟。紅家当主。妻は百合姫。養い子に李絳攸。吏部長官。悪夢の国試組のひとり。
紅 玖琅 こう くろう 邵可、黎深の弟。当主代行。息子に伯邑。娘に世羅姫。
紅 秀麗 こう しゅうれい 邵可の娘、紅家長姫。現在は御史台官吏。
紅 玉環 こう ぎょくかん 邵可の大叔母。琵琶の名手。前々王の後宮にいた。
九華 きゅうか 玖琅の妻。
紅 伯邑 こう はくゆう 玖琅の息子。
世羅姫 こう せら(ひめ) 玖琅の娘。
百合姫 こう ゆり(ひめ) 玉環の娘。黎深の妻。男の時は譲葉(ゆずりは)
李絳攸 り こうゆう 黎深の養い子。劉輝の側近。方向音痴。吏部侍郎。
茈 静蘭 し せいらん 邵可の家人。右羽林軍所属。
<黄家>
黄 奇人 こう きじん 本名、鳳珠(ほうじゅ)。戸部尚書。仮面常時装着。悪夢の国試組のひとり。超絶美形。
(黄門家)
りょ 黄門閭氏出身の老齢官吏。ごうつくばり。全商連の元総元締。
<碧家>
碧 珀明 へき はくめい 碧家直系。現在は吏部官吏。秀麗の同期。
碧 歌梨 へき かりん 珀明の姉。雅号を碧幽谷。夫に欧陽純。息子に万里。
碧 遜史 へき そんし 戸部官吏。高齢。
 (碧門家)
欧陽 玉 おうよう ぎょく 工部侍郎。純とは従兄弟。
欧陽 純 おうよう じゅん 歌梨の夫。欧陽家直系?
<茶家>
茶 鴛洵 さ えんじゅん 茶家前当主。太保。妻は縹 英姫。養い子は香鈴。
茶 仲障 さ ちゅうしょう 鴛洵の弟。
茶 草洵 さ そうじゅん 仲障の孫。
茶 朔洵 さ さくじゅん 草洵の弟。
茶 克洵 さ こくじゅん 草洵、朔洵の弟。現茶家当主。
茶 春姫 さ しゅんき 鴛洵の孫。克洵の妻。縹家の血を濃く受け継ぎ『命声』という力を持っていた。
香鈴 こうりん 鴛洵の養い子。後宮で劉輝と秀麗に仕える。
茶 冒 さ ぼう 茶家傍系の老人。
<黒家>
黒 燿世 こく ようせい 羽林軍左将軍。
<白家>
白 雷炎 はく らいえん 羽林軍右将軍。
<縹家>
縹 璃桜 ひょう りおう 縹家当主。八十過ぎでも姿は若いまま。
縹 流花 ひょう るか 璃桜の姉。縹家の実力者。
縹 漣 ひょう れん 流花の息子?無能。
縹 リオウ ひょう りおう 璃桜の息子。仙洞省長官。無能。
珠翠 しゅすい 無能として捨てられたが、後に千里眼に開眼。風の狼。通常は後宮の筆頭女官。
縹 英姫 ひょう えいき 茶 鴛洵の妻。先読みの力を持っていた。
●官吏関連(国官)
鄭 悠舜 てい ゆうしゅん 宰相。尚書省尚書令。妻は柴 凛。
管 飛翔 かん ひしょう 工部尚書。悪夢の国試組のひとり。大酒飲み。
景 柚梨 けい ゆうり 戸部侍郎。
高 天凱 こう てんがい 戸部官吏。高齢。
礼部尚書。(名は不明)五十過ぎ。
羽 羽 う う 仙洞省令尹。愛称:うー様。もこもこ。
凌 晏樹 りょう あんじゅ 門下省令尹?門家筋?桃仙人(笑)
葵 皇毅 き こうき 御史台長官。龍笛自慢家系?
楊 修 よう しゅう 吏部官吏。覆面官吏。
櫂 瑜 かい ゆ 茶州州牧。先の黒州州牧。八十超え。
杜 影月 と えいげつ 茶州州尹。秀麗の同期。華眞の養い子。
茗才 めいさい 茗 才なのか名が茗才か不明。茶州官吏。国官。覆面御史。
榛 蘇芳 しん すおう 御史台官吏。あだ名はタンタン。
姜 文仲 きょう ぶんちゅう 藍州州牧。悪夢の国試組のひとり。
孫 陵王 そん りょうおう 兵部尚書。
来 俊臣 らい しゅんしん 刑部尚書。悪夢の国試組のひとり。
劉 志美 りゅう しび 紅州州牧。悪夢の国試組。
筍ケ じゅん いく 紅州州尹。
彗茄 けい な 碧州州牧。不死身?
●官吏関連(地方官)
柴 進 さい しん 茶州金華太守。凛と彰の父。
へい 茶州虎林郡太守。
●武官関連
宋 隼凱 そう しゅんがい 太傳。かつての猛将軍。六十超え。
皐 韓升 こう かんしょう 左羽林軍所属、楸瑛の部下。弓の名手。
こう 右羽林軍所属将軍。
●全商連関連
柴 凛 さい りん 元・茶州支部長。柴 進の娘。趣味は発明。鄭悠舜の妻。
柴 彰 さい しょう 元・茶州金華支部長。凛の双子の弟。
加來 かく 紫州・砂恭地区区長
公孫 こうそん 全商連合幹部“彩”?壮年の男。
遊佐 ゆさ 茶州金華支部補佐。
●庶民
王 張慶 おう けいちょう 秀麗の幼馴染。酒屋の三男坊。幼名:三太。
柳晋 りゅうしん 秀麗の教え子。
朱鸞 しゅうらん 茶州石榮村の女の子。
胡蝶 こちょう 貴陽の高級妓楼「姮娥楼」の妓女。組連のひとり。
●罷免組
さい 元礼部尚書。底の浅い企みの末破滅。鬘は必需品。娘あり。初老。
礼部官吏。一人称は「麿」。
●その他
霄 瑤璇 しょう ようせん 本名:紫霄(ししょう)。彩八仙のひとり。長年宰相を務める。現在は太師。性格は狸。梅干、梅饅頭が好きらしい。
葉 棕庚 よう しゅこう 本名:黄葉(こうよう)。彩八仙のひとり。名医。酒好き。
陽月 ようげつ 本名:白夜(びゃくや)。彩八仙のひとり。影月の身体に宿る。
南老師 なん‐ろうし 燕青の師匠。神出鬼没で人見知りの武芸の達人。茶仙。
薔薇姫 ばら‐ひめ 彩八仙のひとり。永らく縹家に囚われの身に。邵可の妻、秀麗の母。
華 眞 か しん 華娜(かだ)の子孫、医者。影月の養い親。水鏡堂寺の主。堂主様と呼ばれる。
琳 千夜 りん せんや 朔洵の名乗った偽名。琳家は実在の茶州の大商人だった。朔洵に一族皆殺しに。
晁蓋 ちょうがい 殺刃賊の頭。燕青の家族を皆殺しにする。
冥祥 めいしょう 殺刃賊の副頭目。後に壊滅した殺刃賊を復活させる。
北斗 ほくと 国王直属の暗殺者集団「風の狼」のひとり。義賊「茶州の禿鷹」。
翔琳 しょうりん 北斗の義理の息子。「茶州の禿鷹」を継ぐ。
昭春 しょうしゅん 翔琳の弟。
記述から見るいくつかの地理的推測
●茶州は、黒州と隣あっている。(間に千里山脈がある)

●邵可の家族が紅州から紫州への移動の際茶州を通っているのは、
静蘭を拾う目的もあったかもだが、紅州と茶州も隣り合わせと見るのが自然か。

●貴陽から琥lまでひと月半。琥lは、貴陽から各州都へのうち、最も遠いらしい。

●貴陽から遠游まではひと月かからないらしい。

●黒州には湖賊がいるというので、大きな湖か湖水地域があるかも。

●蜜柑が名産な紅州は温暖な土地かも。紅州は紫州よりも暖かいらしい。

●黒州と白州は隣合っているかもしれない(管飛翔の実家の様子より)。
そして両州は彩雲国の北に位置する。
彩雲国組織
四省
 尚書省=中央官府の中心、政務の執行機関。尚書令(宰相。別名典領百官)は鄭悠舜。(正二品)
    六部
     ○吏部=官吏の任免、功績の考査を司る。長官:紅黎深。侍郎:李絳攸。
     ○戸部=土地・戸口・税務・財政などを司る。長官:黄奇人。侍郎:景柚梨。
     ○礼部=礼楽・儀式・祀祭・国試などを司る。長官:魯
     ○兵部=軍政一般、武官人事を担当する。長官:孫陵王。
     ○刑部=刑罰・裁判を司る。
     ○工部=土木および宮廷工事を司る。長官:管飛翔。侍郎―欧陽玉。
 仙洞省=王位の授与・即位式・仙学・天文・暦・気象学・占星、
       王家及び主要大貴族の婚姻を司る。長官:縹璃桜。―令尹:羽羽。
 門下省=上奏・詔勅の審議を司る。長官:旺季。―令尹(?):凌晏樹
 中書省=詔勅の立案起草・法案の起草を司る。
     ○翰林院=文人・学者を集めて詔勅を作成する役所。書物の編纂なども担当。
         *図画局


三師(実権はないが四省より高位。正一位)=王並びに王族の教育を担当する。
    太師:霄瑤璇
    太傳:宋隼凱。
    太保:(茶鴛洵)

禁軍(左右羽林軍)
    左軍大将軍:黒燿世。―藍楸瑛(将軍)。―皐韓升。
    右軍大将軍:白雷炎。―皇将軍。し静蘭。

十六衛(宮廷衛兵)―米倉番人も仕事…。

太常寺大医局―工部管轄。長官は陶医師(筆頭侍医兼務)
*医薬を司る部署は殿中省・太子府・後宮・軍などでもあり。


所属不明
 秘書省―府庫:紅邵可。
 御史台―独立監査府。官吏の不正を調べ、処刑執行できる。長官:葵皇毅。
(*どちらも六部長官より高位らしい)


各州州牧(従三品)
 茶州州牧:櫂瑜―茶州州尹:浪燕青、杜影月(従四品下)

*吏部侍郎は正四品上。六部侍郎は正四品。

尚服官―王の衣装係


九寺=寺は役所。六部尚書の下位で実務を担当。
    ○太常寺―礼楽・祭祀
    ○光禄寺―宮殿内務
    ○衛尉寺―宮門守護
    ○太僕寺―王の車馬・牧畜管理
    ○大理寺―司法
    ○鴻臚寺―諸侯や他国の来朝担当
    ○宗正寺―王族の管理
    ○司農寺―国家財政
    ○太府寺―王室財政

注:三師三省六部の内容は中国の歴史面から記述。
 特殊要因である仙洞省に関しては、作中文より。
貴族家系
王家(紫家)―紫門四家:旺家、陸家
  彩七家
    藍家―藍門四家:司馬家
    紅家―碧門四家:姫家
    黄家
    碧家―碧門四家:欧陽家
    黒家―碧門四家:孫家
    白家
    茶家
彩八仙
紫仙―紫霄(霄瑤璇)
藍仙―(藍龍蓮)
紅仙―薔薇姫(紅薔君)
黄仙―黄葉(葉棕庚)
碧仙―欧陽純
黒仙―   (朔洵?)
白仙―白夜(陽月)
茶仙―南老師
その他覚書
藍州  名産は塩
紅州  名産は蜜柑
黄州  商人の州らしい。全商連発祥の地
碧州  芸術がさかん
白州  武門で名高い
黒州  武門で名高い。山賊・湖賊が出た。千里山脈から良質の木材が出る。
茶州  名産は甘露茶。琥珀。


戩華王の戩=「戩」
茈静蘭の茈=「茈」
霄太師の名前、霄瑤璇の璇=「璇」
貴陽の妓楼『姮娥楼』の姮=「姮」
自分のための簡易年表(原作上の矛盾も多少あります)
はるか昔         蒼玄王により彩雲国建国(妹、蒼遙姫縹家の始祖に)
000 前約六百年前  王家、紫姓に。彩七家誕生。
      ・
      ・
      ・
560 前四十年
561 前三十九年
562 前三十八年
563 前三十七年  (紅邵可、このころ誕生?)
564 前三十六年
565 前三十五年
566 前三十四年
567 前三十三年
568 前三十二年
569 前三十一年
570 前三十年   (紅黎深、このころ誕生?)
571 前二十九年
572 前二十八年
573 前二十七年
574 前二十六年  紅玖琅、茶朔洵、誕生。(珠翠、誕生?)
575 前二十五年  紫清苑(静蘭)、誕生。浪燕青、誕生。
576 前二十四年
577 前二十三年  藍楸瑛、誕生
578 前二十二年  (この頃、邵可、黒狼に?)
579 前二十一年  李絳攸、誕生
580 前二十年   浪燕青の家族、殺刃賊によって皆殺しに。
581 前十九年
582 前十八年   紫劉輝、誕生。
583 前十七年   陸清雅、誕生。
584 前十六年   藍龍蓮、茶克洵、誕生。
585 前十五年  紅秀麗、碧珀明、十三姫誕生。
586 前十四年  (秀麗一歳) (茶春姫、誕生?)
587 前十三年  (秀麗二歳)  藍楸瑛(十歳)、清苑公子と立会い。
588 前十二年  (秀麗三歳)  紫清苑(十三歳)追放。紅黎深、紅家当主に。(香鈴、誕生?)
589 前十一年  (秀麗四歳)  杜影月、翔林、誕生。紫清苑(静蘭)・燕青(共に十四歳)により殺刃賊壊滅。
              静蘭、邵可一家に拾われる。悪夢の国試組受験。
              紅黎深、絳攸(十歳)を拾う。百合姫と結婚。
590 前十年   (秀麗五歳)   曜春、誕生。
591 前九年   (秀麗六歳)   
592 前八年   (秀麗七歳)   浪燕青(十七歳)、茶州州牧就任、鄭悠舜、茶州州尹就任。(紅薔君、このころ死亡?)
593 前七年   (秀麗八歳)   公子達による王位争い。貴陽荒廃。春姫の両親暗殺。香鈴(五歳)、茶大保に拾われる。
              杜影月(四歳)、華眞に拾われる。
594 前六年   (秀麗九歳)
595 前五年   (秀麗十歳)   藍楸瑛(十八歳)、李絳攸(十六歳)、国試及第。
596 前四年   (秀麗十一歳)
597 前三年   (秀麗十二歳)  霄太師による朝廷整理。紅黎深ら「悪夢の国試組」尚書に。
598 前二年   (秀麗十三歳)
599 前一年   (秀麗十四歳)
         

600 上治元年  (秀麗十五歳) 前王崩御(五十台半ば〜六十前と推測)。紫劉輝(十八歳)、即位
601 上治二年  春  紅秀麗(十六歳)、後宮入り(劉輝十九歳)
        夏  紅秀麗、戸部でアルバイト
        冬  紅秀麗、杜影月、国試受験
602 上治三年  春  紅秀麗(十七歳)、杜影月(十三歳)、国試及第。茶州州牧を拝領。
        夏  紅秀麗、杜影月、茶州入り。茶朔洵の陰謀発覚。
        秋  茶朔洵及び茶家の件、決着。茶克洵、当主就任。
        冬  茶州石榮村にて奇病発生。邪仙教勢力伸ばす。
603 上治四年  (正月) 紅秀麗(十八歳)、貴陽にて、朝賀参列。起案の同意を取り付ける。
        冬  茶州への医師団派遣。
        晩冬 病収束。紅秀麗、杜影月、降格。紅秀麗、貴陽帰還。
        春  紅秀麗、榛蘇芳と共に御史台に所属。
        初夏 藍家の十三姫、後宮入り。
        夏 九彩江にて宝鏡破壊、蝗害の発生。
        秋 蝗害の終結。縹瑠花並びに縹英姫、羽羽死去。
        冬   紫劉輝、出奔。
604 上治五年 初春 五丞原の会談(紅秀麗十九歳)

614 上治十五年 紫劉輝、紅秀麗(二十九歳)と婚姻
613 上治十六年 紅秀麗、死去(享年三十歳)。一女誕生。
         
*備考。
上治五年原作最終巻現在の主要登場人物の年齢(明確な者と推測可能な者のみ)

 玖琅、朔洵(珠翠):30歳。 静蘭、燕青:29歳。楸瑛:27歳。
 絳攸:25歳。劉輝:22歳。清雅:21歳。龍蓮、克洵:20歳。秀麗、珀明、十三姫:19歳。
 (春姫:18歳)(香鈴:16歳)影月、翔林:15歳。曜春、14歳。



それで、彩雲国って…?
植生は、日本でもおなじみのものが登場してます。
四季があるのは確か。

食生活は、和風+中華風か。具体的な料理はほとんど記述がない
(このあたりは、別項目でネタにします)。

お酒も出てくるけど、材料が不明。紹興酒みたいなものかな?
植物・動物などで、オリジナルが少ない。
オリジナル動物は現在ユキギツネくらい。でも、キタキツネだからなー、これ…。

ちなみに、暦関連がさっぱり出てきてません(私の見落としかもしれませんが)。
新年と春の除目と秋祭りくらいしかイベント(?)もないし。
一年は何ヶ月なのか。一ヶ月は何日なのか。月の固有の呼び方があるのか。
…謎です。
これがはっきりすると、年表が作れるんですけど。

あと、宗教関係。
道寺とあるからには、道教風?縹家の管轄?
彩八仙を祭った祠はあるらしいけど、彩八仙以外の仙人は出てこない。
彩八仙に恨みのある仙人とかいても面白いかも。
天帝とか西王母信仰とかはないのか?
オリジナルキャラ名・店名・地名 一覧
呉 尚大 ご しょうだい 櫂瑜に使える家人。家令(執事)。
呉 文花 ご ぶんか 櫂瑜に使える家人。尚大の妻。家政をとりしきる。
斉 昭環 せい しょうかん 櫂瑜に使える家人。庖丁人の女。
趙 芹敦 ちょう きんこう 櫂瑜に使える家人。庭師。
夏 暁明 か ぎょうめい 櫂瑜に使える家人。武人。
周 慶雲 しゅう けいうん 櫂瑜に使える家人。武人。
『福天苑』 ふくてんえん 琥lにある酒家。 ―『歪んだ鏡は用を為さず』
麗紗姫 れいしゃひめ お伽噺の主人公。天界から堕とされた美姫。 ―『天の罪・地の奇跡』
劉牙 りゅうが お伽噺の主人公。麗紗姫と恋に落ちる。 ―『天の罪・地の奇跡』
曹杏 そうあん 元茶家英姫付き侍女。 ―『空騒ぎ』
『琥桃飯店』 ことうはんてん 曹杏が始めた琥漣の飯店。食事も宿泊もできる。 ―『空騒ぎ』
『漣花楼』 れんかろう 琥漣にある妓館。高級。 ―『影月の茶州酒宴体験記』
乱 要明 らん ようめい 春本画家。作風はやや上品。 ―『影月の茶州酒宴体験記』
談 作申 だん さくしん 春本画家。実用的な作風。 ―『影月の茶州酒宴体験記』
盛 天貝 せい てんがい 春本画家。最も一般に出回っている。無難。 ―『影月の茶州酒宴体験記』
泉 江西 せん こうさい 春本画家。名家の令嬢風が得意。 ―『影月の茶州酒宴体験記』
錚錚 ちぇんちぇん 筝の精。あやかしの幼女。竹藪の家を守る。 ―『鳴弦抄』
玄爺 げん‐じい 竹藪の家にかつてすんでいた老人。 ―『鳴弦抄』
繚嬢 りょう‐じょう 玄爺の孫。 ―『鳴弦抄』
梨映 りえい 琥漣に住む少女。 ―『金の衣・夢の灯り』
崔氏 さい‐し 琥lの庭院にやどり木のある家の主。親切な男。 ―『約束の小枝』
李、鄭、王 り、てい、おう 琥lの庭院にやどり木のある家。 ―『約束の小枝』
盧氏 ろ‐し 琥lの庭院にやどり木のある家の主。気難しい老人。犬を飼う。 ―『約束の小枝』
伸朸然 しん りょくぜん 茶家で英姫に使える家人。 ―『いずれが鳶か油揚げ』
l珠河 れんじゅこう 琥lのはずれを流れる河。海まで続いている。 ―『鵲の渡せる橋』、他
恒氏 せん‐し 琥lに越してきた富裕な人物。 ―『反魂譜』
玲鸞 れいらん 恒家の娘。 ―『反魂譜』
流寧 りゅうねい 恒家の侍女。 ―『反魂譜』
繍雪 しゅうせつ 貴陽に住む中級貴族の娘(の仮名)。 ―『黄蓮夢』
柳五 りゅうご 繍雪(仮)の家に長年仕える家人。老爺。 ―『黄蓮夢』
雁夏 えんか 繍雪(仮)の家に長年仕える家人。老婆。 ―『黄蓮夢』
『想月楼』 そうげつろう 彩八州の州都に店を持つ高級料理旅館。貴陽では黄西区にある。 ―『黄蓮夢』他。
圓湖郡 えんこぐん 黒州にある郡名。 ―『月魄伝』
杜 涼月 と りょうげつ 影月の血の繋がらない遠い子孫。 ―『微笑みの系譜』


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