〜日々是煩悩〜
上の方が日付新しいです。
感想は、思いっきり原作のネタバレなので注意。
更新分は太字・水色で表記。
Ｈ２０年１１月１日〜２日 結局、風邪でダウン。 １日は元々休みだったのですが、２日になっても微熱が続いていたのでお休みもらいました。 ようやく汗をしっかりかいて熱も下がって。 ……３４℃台ってそれは下がりすぎでは（苦笑） 普段はそこまで低くないから驚いたけどたぶん一過性のものでしょう。 で、熱が出ている間はこんこんと眠っていたわけですが、 ふと目覚めると考える影香バージョン。 しかし影月は風邪ひかないし、わりと簡単に怪我も治るので 香鈴は自分も看病してみたいのに……とか思ってるかもとか。 影月は香鈴が寝込む度に失うことを恐れてしまうんじゃないだろうかとか。 今回はリンパが痛いくらいであまり苦しくなかったから精神的には余裕があったかも。 さすがに今日になって寝ることにも飽きてきたんで、 じゃあ寝床で携帯で新作打つか、とも思って少しやってみたけれど、 熱があるだけにすぐ眠くなってしまって撃沈。 結局、序章しか書けませんでした。 で、序章を書いていて 「あれ？この話って影月視点だっけ！？」 決めていませんでした。 別にどちら視点でも書けないことはない内容だし。 たぶんこのまま影月視点でいくことになるでしょう。 ともかく新作のためのページも作ったし、ぼちぼち書いていこうと思います。 しかし。 リンパの腫れはいつ治まるのだろう。 痛みはマシになった気もするけど。 目でも見て取れるくらいなんで、早いところ治まって欲しいもの。 私の中の抗体たち、がんばれ！ ちなみに今晩はキノコ鍋でした。 頂き物の天然キノコ。 美味しくいただきましたとも。 異常は見られそうにもありません（笑） ただ、消化がよくて早々に空腹に悩まされたり。 うん、早く元気になるだろう。 拍手ありがとうございます！ 元気に新作がんばります！ |
Ｈ２０年１１月３日 本日は普通に出勤しました。 あんまり苦しかった記憶のないダウンでしたので大丈夫だろうと思っていたのですが、 やはり熱を出すというのは体力を奪われているものですねえ。 リンパはまだ腫れてますがだいぶマシ。 しかし意外な伏兵に悩まされることに……。 先週、シャンプーでかぶれた際、耳もかぶれました。 で、顔と違って遠慮なく引っ掻いていたら、バイキンが入ってあら大変、 てなことに。 右耳は現在、そりゃあ立派な福耳になっております。 天界人の趣味のせいだったらどうしよう……。 ピアスホールなんて影も形も……。 そうして左足。 何年も履いてる靴なのに、靴擦れでしょうか。 立派な水ぶくれがあっという間に成長しました。 まさに一難去ってまた一難。 そろそろいい加減に打ち止めにして欲しいなあ。 厄除のお守りでも貰いにいこうかな……。 書く方は携帯でちょろりと。 まだまだ序の口。 一挙に書ければよいのだけれど。 拍手ありがとうございます！ ポジティブシンキングは得意ですが後押ししてもらってます！ |
Ｈ２０年１１月４日 本日のぷち不幸は 「あれ？普通の風邪ひいたよ」 「耳が！耳がーっ！」 「顔かぶれの恐怖ふたたび」 の３本です。 とは言うものの。 朝起きた途端に「これはヤバイ」と思った通り微熱コース。 なので滅多にしないのですがすぐに朝食をとり、薬服用して出勤。 これ以上休むわけにはいかんからね。 出勤時に適当に汗もかき、無事平熱に。 耳のかぶれはＭＡＸに有害。 くわしくは書きませんが、実害出るレベル。 で、途中で薬を買いにいく。 自分でも「抗生物質で一発なんじゃない？」と思ってたけど 抗生物質製剤の軟膏をすすめられる。 半日たったら実害はおさまりました。 顔、なんだかまた微妙にかゆい。 しかし、素早く髪をあげ、先日使ったクリームを塗布。 今回、原因は「？」ですが、身体中の抵抗力が弱ってるからなあ。 ともかくそうたたずに治るでしょう。 どれも一応の解決もしくは小康状態に達しているため、「ぷち不幸」止まりで。 ぷち不幸をものともせずに会社帰りに本屋直行。 無事『ＲＥＢＯＲＮ！』の２２巻ＧＥＴ。スパナの表紙、美しいな。 あとは花とゆめ。『しゃにむにＧＯ』が終了するまではとりあえず買う。 ……でも次回休載かあ（泣） お世話になりまくってる石川先生の 『漢詩をよむ 陸游一００選』を実物をはじめて見たので購入。 このシリーズ、杜甫と杜牧をどうするか悩みどころ。 陸游と王維は好きだから迷わなかったけど。 あとは、雑学本を１冊。でもお役立ちの予感。 実は以前に買ったことある本なのだけど無くしたので。 相変わらずまとまりのない本の買い方だ（笑） 書くのは携帯でちょろり。 買った本を読むのに忙しかったって、その通りです。 なかなか頭で思ってるシーンまで辿り着けないのがもどかしいわ。 拍手ありがとうございます！ ぷち不幸もふっ飛ばします。 |
Ｈ２０年１１月５日 風邪引き自覚度１００％。 これはいわゆる「喉風邪」というやつですね。 毎年戦う相手です。 問題はリンパがまだ腫れてるので複合症状が怖いということかも。 体温は３７度台になったり３６度台になったりのアップダウン。 今日は元からの休みなのでゆっくり休養します。 新作は進まず。 気分転換に過去作の読点減らししてました。 なんでそんなにブツ切れにしたがる、過去の自分よ……。 拍手ありがとうございます！ 気力もらってます！ |
Ｈ２０年１１月６日 えーと、ちょっと聞いてもらえますか？ 具合が悪かったり、ちょっとおかしいと思ったら、 さっさとお医者さんに相談してくださいねー？ 思い過ごしでもいいじゃないですか。後で笑い話にできますよ。 反対に大変な病気を初期のうちに発見できるかもしれませんし、 自分の健康を過信して病院に行かない人ほど病気の発見が遅くなるんです。 診察代をケチったつもりがかえって高くつくことだってあります。 ここの管理人みたいにね……。 自己反省を兼ねて影月氏の健康だよりでした。 確実によくなっていると思いこんでいた６日早朝。 私はリンパのあまりの痛みに寝ていることができなくなりました。 そのサイズ、最大値。 さすがに医者に行くことを決意。 ともかくネットをさまよって、 使用してる市販の風邪薬が鎮痛剤として抗消炎剤としてもＯＫらしいと知ってとりあえず服用。 少しうつらうつらしたかなと思えば出勤時間です。 この時点で睡眠不足決定。 会社に着いたら、いきなり朝礼時に貧血でダウン。 不思議なんだよね。 朝礼なかったら乗り切れそうなのにね、朝の貧血って。 貧血から回復すると、気になるのはリンパの痛み。 しかも、しっかり熱持ってるし。 そこで会社近くの内科に出かけました。 幸い、診療時間ぎりぎり。 「うーん、この耳からっぽいですねえ。とりあえず抗生物質出しますから」 問診と聴診含めて１０分ほど。 じゃあ薬もらって帰ろうとするともう一度呼ばれる。 行ってみたら、今度は先生が皮膚科の先生に代わっておりましたとさ。 「やっぱり耳でしょうねえ、近いですし。内服薬と塗り薬出しますね。 あと、アレルギー反応と血液検査してみて、問題なかったら点滴しましょう」 かくして、初の点滴を経験してまいりました。 その間、ほとんどうつらうつらしてましたけど。 薬を処方してもらってから会社に帰ったものの。 わずか１時間もたたないうちに再び貧血に。 ええ。私、お昼食べてなかったんだよ……。 携帯食を流し込んでさっそく薬も飲んで。 さて……と思って戻ろうとしたら悪寒。 ああ、また発熱だよ。 かくして私は会社の部署に今日３時間もいないまま帰されてしまったのでした。 こんなことなら素直に休んでおけばよかったかも。 そうしてブッダに言いたい。 三割負担でも診察代、痛かったよ……。 しかし、私の場合、帰路が遠い。 電車に揺られながら何故か 『大空魔竜ガイキング』の主題歌を歌っていました。その次が何故か『ドカベン』でした。 そのうち替え歌にしていて。 止まらぬウィルスあるものか 構えたリンパが受け止める 縁の下の力持ち 抗体 水際 大戦争 異常もここで食い止める 頼りになる奴 熱血漢 がんばれがんばれリンパ 君がヒーロー うん、本当に私の身体の治癒力に期待しているとも。 では冷えピタ貼って寝てきます。 冷えピタって切ったらあんまり効果ないんだね……。 拍手ありがとうごじます！ 単発も連打も好物です！ |
Ｈ２０年１１月７日〜８日 私の中でウィルスとの攻防戦は続いている。 右顔面がぱんぱんです。 あんまり鏡、見たくねー（泣） しかもほぼ毎日夕方から発熱。 ７日は元からの休みだったので昼過ぎまで果てていました。 明け方まで発熱してたし。 前日に行った診療所から連絡があり。 「血液検査の結果が出たので来てください」 ２時間かかるんですけどー。 一応、診療時間内に辿り着いてみれば。 「肝臓の数値がおかしいんで内臓の病気の可能性があります。明日にでも大きな病院行ってください」 肝臓……私、紅茶の香り付けくらいにしか飲めませんが。 そんなこんなで翌日急遽休みをもらって病院検索。 いきなり土曜もやってる病院探すだけで大変。 病院に入ったのは朝の８時半。出たのは夕方４時でした。 いくら時間があっても病院内で携帯いじれないしなー。 ちなみに、またも内科から皮膚科に回された（笑） これから数日、点滴に通わないといけないみたい。 とりあえず、先生方の意見としてはこのウィルスを追い出すのが先ということです。 私だって、この右側だけおたふく風邪状態（おたふくではないと診断済み）から脱却したい。 ロビーにイースト菌と仲良しの聖人がいないかとか思わず現実逃避しちゃうね。 ごく正直なところ、痛みどめが効いてるわずかな時間しか妄想にあてることはできませんが、 そのわずかな時間は同時にぐっすり眠れる貴重な時間なわけで。 熱の苛立ちとか断続的な痛みにうなりながら、 「こんなに痛みに弱い彩雲国キャラなんてきっと一人もいない！」 まあ、ついでに顔のリンパを腫れあがらせるようなキャラもいないわけですが（笑） きっとあの世界におたふく風邪はないのよ。 美形がかかったら許せないもんね。 あと成人男子だと洒落になら……。 全部リンパが痛いのが悪いのよ。 拍手ありがとうございます！ 早くよくなって妄想垂れ流したいです！ |
Ｈ２０年１１月９日〜１０日 ９日。 私だって闘病日記（というほどでもない）はすっかり飽きた。 元気が一番だと本当に思います。 しかし、痛みがない時でも視界が狭い。 あんまり首を上下に動かせないからです。 手酷い寝違いに似ているかもしれません。 もしくは首ギプス状態か。 顔のかぶれ等はほとんど消えました。肌の状態は悪いけど。 そりゃ毎日抗生物質投与してるし、アレルギー押さえの薬も飲んでるし。 そのせいか、蕁麻疹も最近出ない。 ただやはり鏡を見るのが恐怖。 二重顎に見えるのはリンパのせいです（泣） う、嘘じゃないもん！ 顔面バランスが悪いのも（片側しか表情が作れないんだ）、 口があまり開かなくて食事に時間がかかるのも（左しか動かないからね）、 そして、クマまで飼ってる（ブツ切りでしか寝られないから）のも。 ええと、私が行ってる病院は救急もやってるので、 日曜日もこっそり診療しています。 さすがにひっそりしてますが。 点滴受けながら聞く病院内の話は、うっかり好奇心を刺激されそうで危ない。 そうして思わず現代パラレル妄想の影月君を……影月君を…… 妄想しそうになるのですが。 連日点滴失敗されるとそれどころじゃありません。 自分で言うのもなんですが、私の血管、見つけやすいのに。 ああ、白衣の影月、爆ツボなのに。 いやそれは、私の妄想による興奮で針がはずれないようにという天の意志かも。 ……それ以前に明日の点滴こそ成功して欲しいです。 病院に行くので、荷物は最小限。 当然ネタ帳は持っていけません。 しかし、できれば今書いてるネタくらいは持ち歩きたい。 そこで私はその部分を破るという暴挙に出ました。 裏、たまたま白紙だったし。 これで進めばいいなあ。 １０日。 夕べは発熱しなかった！ これは多少はよくなっているに違いない、と病院へ。 皮膚科は内科よりはまだ診察回ってくるのが早いね。 ちなみに病院へは３日間ずっと『漢詩をよむ 陸游一００選』を同伴。 ちみちみ読んでいる。 陸游という詩人はとかく、生粋の愛国家。しかも主戦論者。 金（のちに遼）に奪われたかつての国を取り戻したくてたまらない。 だから彼は役人になってからずっとそれを主張しつつ左遷続きの人生。 自分はどんどん歳を取って。でも領土の回復は夢。 その夢を描いた詩などを読んでいると涙が出そうになる。 しかし同時に彼には策士は無理だとか思うんだけどな。 ただ、兵を奮い立たせる檄文ならきっとすごいものを書いたと思うんだけど。 愛国家詩人の陸游の他に、ロマンティストな詩人の顔があり、 はたまた田園生活を楽しむ田園詩人の顔もある。 彼の最初の妻との悲恋はたしかに胸をうつけれど、 詩としては田園詩がやはり好きかも。 まあ、ゆっくり楽しみます。 岩波の『陸游詩選』も途中だし。 問診の結果も、よくなってるようと簡単に。 ただ点滴は合計１週間続けないといけないらしい。 ともかく次の診察の予約入れて、 点滴だけは最初の診療所でできるようまた紹介書をもらう。 今日は点滴失敗なし！ それでも病院を出たのはランチタイムも終了の頃。適当な店でお昼。 だいぶ口が開くようになってよかった。 選んだのは完熟トマトのリゾットでしたが。 そのお店でちょっとだけ携帯で新作を進める……んだけど、 あんまり日にちがあいたので、 「こんな話だっけ？」 おい。 帰路、明るい気持ちになりたくて文庫を３冊ばかり連れ帰る。 加納朋子の『レインレイン・ボウ』。 京都の本屋さんが決める「水無月大賞」を受けた本。期待。まだ未読。 で、いきなり読み始めてしまったのが毎回爆笑してしまう 菅野彰のエッセイ『海馬が耳から駆けていく』４・５（新書館ウィングス文庫） 私は基本的にＢＬは読まないんで、この人の小説は『屋上の暇人ども』くらいしか読んでない。 でもエッセイはＢＬなんてまったく関係ない。 菅野氏の日常、家族友人巻き込んでの爆笑エッセイなんである。 これ読んでると本当、「作家はネタのために身内を売る」を実感。 いや、誰より我が身を削って書かれてあるんだけどねえ。 しかし、５巻。 楽しくて楽しくてどうにかなるかと思った。 このエッセイの常連というかレギュラーな同業のご友人、月夜野亮氏。 この彼女がふと洩らした一言をネタに菅野氏が大幹事を勤めることになる 「月夜野亮第四の人生の幕開けの会」が圧巻。 早い話が４０歳のバースデーパーティーなんだが、 「あたし４０にになるときには振袖を着るわ」といった失言の言質を取り、 成人式にと譲られた超ど派手な黒地に大柄の松竹梅振袖を着せた主賓を祝う。 そしてもちろん周囲も悪乗り。 「どの家のクローゼットにもきっとある『何処に着てくんだよこれ！』というど派手な」ドレスコード。 合言葉は「この店……二度と来れねえ」。 この会、総勢８０名を超えるという盛況ぶり。 ぜひ１０年後の「ウェディングドレス」も実現させて読ませて欲しいです。 ただし。 この５巻の終幕には作者の愛猫の闘病記があり、苦手な方は注意。 うっかり大泣きしちゃったよ。 さて、９日と１０日の間に確実に体調が変わっているのがおわかりでしょうか。 平熱って素敵！ 普通に（ではまだないけど）口をあけてご飯が食べられるって素敵！ シュークリームひとつ食べるのに１５分かかったのは辛かったよ。 痛みがないって素敵！ ただまだリンパは腫れてるわけで。 最大値の頃よりはマシだけど、明日会社行ったら驚かれる自信はある……。 自分程度の容姿でこれだけショックなんだから、 きれいだったりしたらもっとショックだったろうな、とか思う。 絶望したんではないだろうか。 さて、私の場合は平安美人ということで乗り切るか。 それでも、元に戻るにはまだ時間がかかると予測されるので（ネットで調べた結果） リンパの腫れている右側だけ姫カット状態にしてみた。 いや、自分も含めて誰も見たくないと思うんだよ。 美醜関係なく女には敵だなあ。 あでもやっぱり男でも嫌だ……。 とかぐだぐだ考えられるようになったくらいには元気です。 妄想もできるようになって嬉しいんで、 これはもう、はりきって新作にはえろ入れるぞと誓う！ 脈絡は、ない。 しかもこんなこと言って後悔するのはどうせ私だ。 『霜夜の鐘声』の続編が肝心のえろで行き詰った過去はどうした。 しかし安心していいものか、そのシーンまでまだまだ先。 起承転結ならば起プラス承の途中だから。 転結の方がしかも長いという予測付き。 がんばれ自分！ 拍手ありがとうございます！ いただいたパワーでモチベーションだって引き寄せてみせます！ ＞午前１時台に拍手コメント下さった方。 はい、最初１週間も点滴……と聞いた時には気が遠くなりました。 しかし折り返し地点も過ぎ、徐々に元気になってきてます。 お気持ち、本当に嬉しかったです！ありがとうございます！ 以下記名コメントに反転レス ＞青様。 いやもう、健康って買えないものだとしみじみ。 これからは早寝早起き！……は絶対無理な自信ありますけど 健康に留意した生活の見直しをしたいと思います。 巻き返しますのでまたよろしくです。 優しいコメントありがとうございました！ |
Ｈ２０年１１月１１日 というわけで、本日より出勤。 大病も大怪我も無縁な人生、 入社以来普通にもらうちょっと長め休暇以外でこんなに休んだのも初めて。 使えず消えていく有給はたっくさんあるんで、休むのはいいけど、 休む理由は健康に平和に遊びでありたいものです。 とは言え、通常の休みもあるんで、 早退1回に有給２日しか使ってないけど。 仕事に支障もなく、発熱もなく。 明日もがんばって働こう！ いきなり明日、大残業予定だけどね……。 昼休憩を利用して点滴に。 ここの看護師さんは上手いです。 で、点滴中、まさに夢見心地で寝てました。 もう、影香妄想でくふふふふ。 妄想できるって素晴らしい！ で、妄想楽しすぎて今日は進んでいません。 だめじゃん。 良い子帰宅（寄り道は夕食のみ）の最短コース。 しかし、帰った私は昨日買った加納朋子の本を取り出す。 ……泣いた。 泣く話じゃないかもしれないけど、泣いた。 高校時代、ソフトボール部に所属していた９人の女の子。 ９人しかいなかったソフトボール部。 卒業して７年。 かつての仲間の死が伝えられる……。 誰もが、それぞれの人生、生活に追われている。 「学校」という場所から離れた途端、社会人の生活は過ぎるのがとかく早い。 月日はあっという間に流れるし、 かつての友人知人と疎遠になるのなんてあまりにも簡単だ。 チームメイトとの再会が通夜の席となってしまった７人の女たち。 それぞれに違った色に輝き、時に曇り……。 加納朋子という作家は、心理描写が上手い。 自然にすとん、と納得させられてしまう。 適度に暗い部分も持っている女たちなんだけど、 その暗い部分を押し出すのではなく、必ず光を見せてくれる。 実は、女の暗い部分を書く作家の作品は苦手だったりする。 うっかり読むとこちらが暗くなるんで避ける。それはもう、徹底的に。 恋愛メインの話だとその確率が高くなる。 だからか、恋愛メインの小説はどれほど有名で話題でも手に取らない。 加納朋子の話は、題材そのものは明るいわけじゃない。 でも、読んでいてハズレはないから。 この『レインレイン・ボウ』は７人の女たちの連作短編だ。 ひとつひとつに小さな謎があり、通して読むとまた別の謎が……という、 ある意味この作家お得意の手法。 で、この全体の話を置いておいて。 中の１篇、『雨上がりの藍の色』はものすごい好きだ。 この話、実にヒロインの性格とマッチしていて、全編通して最高に楽しい。 さて、明日はもちょっと進めたいなあ。希望。 拍手ありがとうございます！ 無精者なんで、がつがつ喝入れてやってください！ |
Ｈ２０年１１月１２日〜１４日 １２日 大残業で疲れたため帰宅早々ダウン。 １３日 影香妄想を育てていたら、よろしくない方向に行ってしまう。 デリケートな題材だから、突きすぎてはいけないことは判っていたはずなのに。 必死で自分にデリートを命じる。 影月と香鈴を悲しませるネタなんて永遠に封印で構わない。 予想できた人、そっとしておいてください。 私が書くことはきっとないから。 ともかく眼精疲労と一緒に帰宅したらネットに繋がらないし。 これは発想を切り替えろという天の声と素直に寝る。 １４日 エリザベスカラーをつけられる。 いや、病院の日だったんですが。 腫れていたリンパの上というか、右耳下のあたりに膿が溜まってまして。 しかもかなりな量。 「切って出したらぐっと良くなりますね」 なんでも薬がよく効いて、悪かったリンパ線が腐って変身したらしい。 で、素直に処置された。 血液検査の結果もぐっとよくなってるし。 処置後のガーゼのずれ防止にネットを被せられたのさ。 痛くてもかゆくても触れない。 これぞ人間用エリザベスカラー。 しかしな。 一番のショックは会計時に発動された。 言い渡された金額が財布の中身より高額だったから。 財布には２万入ってたんだよ？ あの処置のどこが「手術代」なのか。 そして、保健外ならそう言って欲しかったよ……。 来月ボーナス月で本当によかった……。 ショックのあまりか頭痛が治まらないんで 今夜も早く落ちます。 でも、今日は皮膚科の先生がいなかったんで外科の先生に診てもらったんですが。 内科が白髪の少年医師で外科がエメラルドグリーンの髪の超美形だったら、 心臓がもたなかっただろうな、とか考えてました。 うん。 鴉の新刊、発売してるはずなのにまだお目にかかれてないんだ。 だから先日『海馬』買ったんだけどさ。 出てる……よねえ？ ＹＫさん？ ああ、でも白髪の内科医になら未知のウィルスを仕込まれても許せる……かもしれない。 とりあえずマッキーとお菓子を差し入れするのが先か。 鴉がＢＬなのかどうかの判断は保留にしてます。 あくまでもギャグで終わらせて欲しい。 １２月には彩雲国の新刊も出そうなんで、それまでにこっちも新作書き上げたいです。 果たして、今年のクリスマス話は書けるのか。 まだネタないんだが。 拍手ありがとうございます！ テンションあげていくんで待っててください！ |
Ｈ２０年１１月１５日〜１９日 １５日 畠中恵の『うそうそ』読了。比女ちゃんが可愛いぞ。 感想はそれだけかと言われれば困るんだけど。 小説Ｗｉｎｇｓの秋号を入手。 未だにこの雑誌の発売日を把握していないんで。 微妙に風邪っぽいのでさっさと休む。 今、体力ないからウィルスと戦えないし、早々にお引取り願わねば。 １６日 まだ病院通ってます。 ようやく手に入れた『三千世界の鴉を殺し』１４巻（津守時生・新書館ウィングス文庫）を 病院内で読む。倍楽しい気がする。 この話はスペースオペラの範疇だろうか？ 一応、『喪神の碑』『カラワンギ・サーガラ』の続編ともとれるんだが、 前作しらずでも問題なし。だって前作と違って笑いなしに読めないんだよ、これ。 宇宙軍の英雄と言われる男が辺境のカーマイン星に派遣されてこの物語は始まる。 黒髪長髪の素顔を見せられないほどの超美形。 しかしてその実態は有能な軍人かつ強大な超能力を持つ超天然ボケであった……。 辺境でダレダレなカーマイン基地の実態、 たちまちのうちに台風の目になってしまうトラブルの申し子ルシファードの魅力炸裂。 大笑いしながら読んでいくと、ルシファがこの基地に派遣された意味も見えてくるんだけど。 ギリギリ感いっぱいの男の友情を楽しむもよし。 強い女性兵士たちと一緒になって「男って馬鹿ねー」と笑い飛ばすもよし。 ただこの作品がここまで笑えるのは基地に流通する雑誌を抜きにはできない。 「パープルヘブン」という女性兵士による男性兵士へのセクハラ雑誌。 ＢＬ雑誌なんだけど。まさしく同人誌で笑えるのなんの。 身につまされたり同意する書き手読者も多いんではなかろうか。 私はこの話の主要キャラのひとりである内科医を愛している。 １５０歳なのに１５歳の外観と性格。 主人公の本命（？）たる２２７歳の超絶美形外科医と並び 「サイコ・ドクターズ」と称されて恐れられているんだが。 愛のあまり友人の協力を得てドール作ったこともあるくらいさ。 彼の幸せを遠くから祈るよ。 １７日＆１８日 カスタネットのように出勤と休みを繰り返しています。 体調はむしろ眼精疲労による頭痛が深刻なくらい。しかも連日ってどういうこと？ 当然パソコンは禁止です。信じられない早寝ライフを送っています。 本も読めないし。 もちろん自分で書くのも無理。 温めたタオルが友達です。 疲れ目には温めるのもいいそうなので試してみた。結構いいかも。 ブルーベリーのサプリ購入を決意する。 耳の下は自分でもどうなってるかわからないけどまだ毎日処置は必要らしい。 ええ、地元と会社近所の病院と交互に通ってるんです。 後どのくらい処置が必要か聞いたらまだ１週間はかかるらしい。 ああー今月って厄月だわ。 毎年恒例の「紅葉狩り休暇」は２２日から確保してあるけど 医者に寄ってからお出かけになりそう。 ……着物（しかも派手）で病院って顰蹙だろうか？ でもいざとなったらするけど。 というわけで、お誘いには飛びつきます（笑） ただ、正直体力がものすごくない。 すごい疲れやすい。 休暇を全部休養にあてるのだけは嫌だなあ。 うちの人形姫たちもそう思っているであろう。 とりあえず自分と人形の着物の用意だけはしておこうと思う。 どっちも新作がないのが悲しいが。 アンティーク着物を売ってるイベントを仕事帰りに覗いてみたのです。 自分で着るとか人形に作るために。 あまりの目の痛さにコンタクトはずして目の不自由な人状態で、それでも行ったのですが。 だめですねえ。 もうさっぱり。 綸子も織りの着物もいりません。 唯一気に入ったのは１０万超えでした。 たかだか一越ちりめんの癖に……。 それだけあったら、新しい着物自分用を作ります。 まあ、人形用なら家の中に材料がないではないんだけれど、 季節とか色とか柄とかピンとくるものがなくて。 かてて加えて作るだけの気力体力がありません。 まあそれさえあればいくらでも材料も加工できるんだけど。 正月の晴れ着くらいはなんとか作りたいなあ。 １１月１９日 寒い。ものすごーく寒い。 今日は寒いよと言われながらも、これだけ着てれば大丈夫だろうと気軽に家を出たものの。 予想以上の寒さにタイツに手袋を買い、ファーケープを引き取って帰ってきました。 素直にコートを着て出勤するべきでした。 しかし、この寒さを歓迎している私もいます。 すっかり体調を崩して、タイミングとモチベーションを失った次回新作予定の『白景夜話』ですが、 季節はまさしく今なのでございます！ 寒くないと話にならんのです。 そう。この寒さが失われたモチベーションのかけらを運んできてくれたのです。 これはもう、今行くしかありません！ 頼むからまた暖かくはなってくれるなと思う私は自分勝手に自信があります。 さ、カモーン！影月君＆香鈴ちゃん♪ ということで、久々に夕食時に１０００字ほど携帯で書く。 ここしばらく携帯でまったく書かなかったのは私の体調不良も大きいけれど、 携帯を打つと安定が悪くて長くは打てなかったのもある。 それが昨日、気が付いたのです。 携帯の後ろの蓋が歪んではまっているのに。 原因はこれでした。おかげで快適に打てるように。 しかし、もっと早くに気が付けよ……。 でもこれでせっせと打っていきたいと思います。 拍手ありがとうございます！ ちょとＰＣすらも触れない日が続いて日記すら書けずにいましたが、 とっても支えになりました！ 前向きに新作と向かい合っていきますので、温かくしてお待ちください！ |
Ｈ２０年１１月２０日 認めたくはない。だが認めねばならないだろう。 ここしばらく、私は非常に疲れやすい。 足のむくみもすごい。 そしてちょっと坂や階段を上っただけで息切れがする。 身体の不調のせいだと思ってたんだけど。 薬とかのせいかとも思って（可能性はないではない）もみたけれど。 ……太った。 これは疑いようのない真実である。 そうして、太ったからこそ疲れやすかったり足がむくんだり息切れがするんじゃないかと。 ちなみに、体調が悪くなってから、太った。 普通、そういう時はやつれるものでないかい？ だけど、体調崩してから、おやつはほとんど食べなくなったのに？ 疑いをずっと服用している薬に向けてみる。 副作用には太るなんて項目はなかった。 ほんと、なんで？ 病院通いから解放されたら真剣にダイエットに取り組んでみようと思います。 まさか、寒さを察して身体が勝手に脂肪を溜め込んでいるのではあるまいな？ それってどんなホラーより怖いよ……。 顔のかゆみ＆赤み復活。 しかし毎日皮膚科通いをしているのだ。 薬をさっさと処方してもらう。 きっとすぐ治まるだろう。 ところで血液検査で肝臓の数値が悪かったのだが。 体調を崩す前、すっごく忙しかったんだ。 すっごく疲れていたんだ。 で、ほぼ毎日ドリンク剤を飲んでいたような……。 あと、風邪だと思ってたから風邪薬も飲み続けてたんだよねえ。 どっちも肝臓によくないです。 原因が予想通りこれらだったら情けなさすぎるよ。 メルマガってたいていはうっとおしいものだが、今日ばかりは感謝。 Ａｍａｚｏｎからのお知らせで ひかわ玲子の『龍の七部族 ＩＩ 北星の門』が発売されているのを知ったから 知って即行、昼休みに買いにいきました。 で、休憩時間と長い通勤時間を利用して読破。 この２巻分は、以前発行されたものとそう変わらないはずなのに、 記憶力のすっかり薄れた私は、本当にどきどきしながらページをめくってしまいました。 ああ、早くほとんど書き下ろされたという次巻が読みたい！！！ 書くのは今日は進んでいません。 でも頭の中でプロットいじくってなめらかになるよう考慮中です。 寒いんだけどあったかい、そんな話を目指します。 拍手ありがとうございます！ 心がぽっかぽかです♪ |
Ｈ２０年１１月２１日〜２３日 ２１日 なんとはなしに、読んだばかりの『龍の七部族』を反芻して１日が終わってしまいました。 力のある物語というのは、その世界に読者を引き込んでいくものだなあと実感。 痩せなくてはならない。 しかし、食わないと倒れる燃費の悪いこの身体。 とりあえず腰湯の際にストレッチもどきをしてみることに。 さて効果のほどはいかがなものか。 やっぱり３日坊主だろうか。 しかし、それで疲れ果てて爆睡したのでした。 たったあれだけで疲れるなよ……。 ２２日 今日から休みだがとりあえず病院へ。 めでたく通院解放を告げられる。ハラショー！ まだ薬は続くし、ガーゼははずせないけどね。 浮かれてそのまま徘徊する。 いや、まっすぐ帰宅してもよかったんだけど、バス停見て嫌になったから。 紅葉のシーズンである。 ３連休である。 自分が使うバス路線に「最後尾はこちら」のプラカード持ちの姿を見たもんだから。 もちろん長蛇の列の先に。 元気で気候が良ければ歩けない距離ではない。１時間くらいかかるだろうけど。 しかし今は無理。 そこで遠回りだが地下鉄に乗る。 下車してからつい、あちこちの店を眺めたり。 結論。 アンティークの店と手芸屋は危険。 材料ばっかり増やしてどうするんだよ。いつ縫うんだよこいつら……。 ともかく、入手した傷物の付下げをほどいてみる。 ほどくだけで２時間かかったよ。 今から人形の着物を……作れるのか果てしなく微妙。 お昼時に携帯で少し書く。 このままいくと遠からず問題のシーンに突入することになる。 書けるのか果てしなく不安だ。 まあ努力はしてみるけど。 ２３日 もう病院に行くために午前中に起きる必要はない。 前夜久々に長くネット徘徊をして寝たのが午前５時。 あ、ちなみにブルーベリーのサプリを服用してます。 急激な眠気に襲われて冬眠に入りました。 冬眠だろう、これ。 だって起きたの夜の６時なんだよ（しかも起こされた）？ 私の今日の予定がーーーー！ 明日の支度、どうするんだ？ ふと気が付くと、私の体調不良の原因ともなった耳の傷がずいぶん良くなっていました。 いや、耳たぶが本来の柔らかさを取り戻してまして。 一時期はかちんこちんのぱりぱりで、感覚も鈍く、自分の耳じゃないみたいでしたから。 ピアスホールも視認できるようになったし。埋まってるだろうけど。 で、支度しなきゃならないのに逃避して、書く方ににげていたり。 どうしてこういう時間のない時にはかどるんだよ、ばかー！ しかしさすがに余裕がなくなってきたので落ちます。 拍手ありがとうございます！ 大好きなふたりを書いて拍手してもらえるなんて幸せだと思います。 |
Ｈ２０年１１月２４日 公私共に忙しい友人に 「今、行っとかないでこのまま１２月入ったら後悔するよ〜？」 と脅迫のようなお誘いをして紅葉狩りに行ってきました。 雨だったけど。 行き先は京都嵐山方面。 当初は人形の会社の持ってる施設だけでいいかと思ってたら、 その友人が穴場らしき場所をその近所で見つけたので行ってみる。 ……迷った。 そもそも地図が悪かったんだ！ 町内地図も悪かったんだ！ さんざん雨の中、歩きまわりました。 清涼寺と二尊院の間にある細い路地をたどっていくと、 着いた先は静かな尼寺。 普段は非公開なんですが、この時期は一般公開してるという。 三連休の最終日、しかも雨ということで、予想外に人が少なく快適。 ただ、やはり光量が足りずにぶれるぶれる。 まＰＣで確認してないけどきっと大半が失敗の自信がある……。 ここは縁側に座ってぼけっとお庭を眺めるのがベストかと。 １２月５日頃まで公開なので、機会があったらまた行ってみたい、けどちょっと遠い。 しかし雨なのだから、人形姫の着物、秋のお気に入りにしたけど ポリの着物にすればよかったと後悔。 アンティークの正絹なのに濡れちゃってしくしく。 ちなみに人間の着物も羽織の袂がびっしょりでした。 アンティークの……（以下略）。しかし人形の着物に仕立てた方が高価（笑） まあそんな紅葉狩りでしたが。 行きの電車の中で少しだけですが書いてました。 そろそろ逃げずに問題のシーンにむかいあおうと思います。 まったく関係ない話ですが。 ２１日に計った時より体重が２キロ減ってました。 今度はおやつも食べてたのに（笑） 謎。 お風呂ストレッチもどきが効いてるなら嬉しいんだけど。 それとも今日の迷子が効いてる？ でもまだ多いので目標あと４キロということで。 拍手ありがとうございます！ のろのろでも進めてますのでお待ちください。 |
Ｈ２０年１１月２５日〜３０日 １１月２５日 うっかり冬眠してしまって（まあ予想の範囲内ではあるが） 目覚めてから買うだけ買って未読だった本を発見したので読んでみる。 ……というわけで（？）、ダイアナ・ウィン・ジョーンズについて語らせてください。 読んだのはジョーンズのデビュー前の作品だという 『海駆ける騎士の伝説』（徳間書店ＢＦＣ）。 １９世紀の英国と、そこに重なるように存在している伝説の地を行き来することになった姉弟の冒険。 ジョーンズ作品特有の複雑なプロットであるとか、捻じ曲がった性格のキャラだとか そういうものはほとんどない、かなりストレートなファンタジーです。 だからと言って魅力がないわけでなく、そのストレートさがクセなく読みやすい。 設定の深みもあって引き込まれます。 立場の違う少年の友情。ロマンスもあり、満足感は高いです。 私の日記をずっと読んでくださってるならば、 私がジョーンズへの愛を叫んでいるのにぶつかったことが何度かあるでしょう。 ファンタジーにはある意味定型であり様式美が存在します。 ジョーンズはそれを無視しているわけではないのですが、 一種、逆手に取ってぎりぎりまで読者を振り回します。 トリッキーでありビター。 近頃自分がめっきりスイート好みと気付いたものの、 ジョーンズは別格です。 そこには私には創造できないジョーンズの世界があります。 もちろん想像なんかはるかに追いつかない。 魔法の絨緞に乗せられて翻弄される快感とでも言うのでしょうか。 一応、このサイトは彩雲国のファンサイトでもありますので比較するならば。 彩雲国というのは、わが国で発達したライトノベル文化があってこそ登場しえた物語だと思います。 つまり、よくも悪くもキャラクター中心の物語。 キャラクター中心であるのは悪いことではありません。 なんと言っても「萌える」のはキャラになんですから。 しかしジョーンズはキャラ萌えする間もなく物語を疾走させます。 主役は世界であり歴史（もしくは運命）であり謎です。 物語の終着は、大団円を迎えようとどこか苦さを含みます。 しかし、それがクセになるんだなあ……。 ジブリのアニメ化のおかげとハリポタ・ブームのせいもあるでしょう。 ジョーンズの作品は比較的翻訳数が多いです。 ただし、圧倒的にハードカバーが多い……。 そのせいもあり、すべての翻訳作品を入手することすらできていません。 いや、ジブリのアニメ化を知って、「これでしばらく翻訳出版たくさんされるぜビバ！」 と真っ先に小躍りした私ですが。 児童書中心だからさ、ハードカバー。 まあ、最近は文庫でもあっと驚く金額になることもあるんだけれど。 そして、創元文庫から発売されたばかりのジョーンズの『牢の中の貴婦人』、 買おうかどうか激しく迷い中。 レビュー読んだらバッドエンドらしいのよね。 しかし、デイルマーク４部作に繋がるらしいので興味はあるし。 しばらく悩みます。 １１月２６日 湯たんぽ萌え。 どういう訳だか、今年は秋口から雑貨屋などでやたら湯たんぽを見かける。 暖房のない部屋の住人にとって湯たんぽは心強い友だ。 ホット用のペットボトルにお湯入れてタオルでくるむだけの簡易湯たんぽは 寒さを感じはじめた頃には重宝。 しかし長時間の暖かさを求めるならばちゃんとした湯たんぽがいい。 この春見つけたドイツ製の陶器（色はパステルピンク）がずっと欲しいと思っていた。 しかしあやつは陶器。陶器は割れ物。 うっかり踏み割ってしまうのが怖くて諦めることに。 ぬいぐるみなカバーのついた湯たんぽも魅力的ではあるのだが奴らはピンクではない。 和風カバーでピンク系柄のはピンとくる柄に出会わない。 妥協するには十分なのだが気が進まなかった。それに、あまり湯の量が必要なのは使う際に大変だし。 結局私が選んだのはごくシンプルかつチープな小型のプラスティックもの。 色はもちろん本体付属カバー共にピンクだ。重要。 出会ったのはドラッグストア。 ここ数日前から使用し始めたがカバーの手触りも良く、サイズも手頃で大満足である。 朝はこの湯たんぽの中身で顔を洗う。生活の知恵って素晴らしい。 １１月２７日 『アンゲルゼ』最終巻他をGET。 本屋で手にとって「分厚っ！」と呟いたさ。 もう何冊か続くと思っていただけに予想外。 まあラストまで読めずに切られるよりかははるかに良いのだが。 相変わらず須賀節に泣かされはしたが予想よりは泣かされなかった。 ラストのワンシーンにも和んだしね。 １１月２８日 『グランドマスター！』新刊読了。 癖の強いジジイ登場。 樹川氏お得意の煮ても焼いても喰えないジジイ。 ものすごく書いてて楽しそうだなあ。 真の仇役って結局法皇庁になるの？ １１月２９日 紅葉狩りリベンジ里へ。 前々日友より「明日京都行くから」と連絡が入る。 本来なら２８日が休みだったので慌てて休みを代わって貰う。 先週ならば連休だったから簡単だったのに。 ともかく昼前に天使の里にて合流。さっそく庭に出て撮影開始。 やはり里は隠れた紅葉の名所だと改めて思う。 人形持った男女がうろついてるのが気にならないなら 予約すれば無料で入れる。オススメ。 天気があまり良くないのが残念。 ３階の椅子でぼーっと休んでいると虹が出たよ！ 久しぶりに見たよ。 元気になったらまた庭へ。たっぷり撮影して満足でした。 １１月３０日 ちょっとヤバイ……。 この痒さ、嫌な予感ＭＡＸ。 拍手ありがとうございます！ ものすごく幸せになります！ |
１２月前半の簡易日記 １２月１日 「死んでも死に切れねえ」 これはリボーンの主人公ツナの決め台詞ですが、まさにそんな気分です。 またしても顔がかぶれまして。 薄々前夜から予感はしてたんでそれなりの防御もしてたんですが、 寝てる間に掻きむしるのを止めることはできませんでした。 掻かないように両手に手袋もして寝たのですが、 朝起きたら枕元に両手分並んでおりました。それじゃあ意味がない。 両目の際が特に痒かったのでしょう。両目とも瞼が腫れています。 超遅番だったので出勤前に会社近所の診療所へ。 薬を出してもらってさっそく飲みましたが即効性はありません。 時間と共に両目はどんどんと腫れていくばかり。 この顔では通常業務は躊躇われたので裏方仕事をしていました。 見苦しいのでずっと人に見えないよう最初は手で隠してましたが 昼食時間に百均でサングラス購入。目さえ隠れればまだ見た目がマシ。 しかし、時間と共に更に上瞼と下瞼が腫れていき、瞳が埋まっていくばかり。 特に右目が数ミリしか開けられなくなって結局仕事は断念して早退しました。 いっそ休めばよかったよ。 たいして仕事もできなかったし。 帰路には右よりマシだった左瞼も同じようになり。 地元の駅に着いた頃には 私がどれほど力を入れて見開いても線にしかならなくなりました。 鏡を見て何かに似ていると思いました。 ……パタリロでした。 二次元ならともかく、三次元であの目をした顔は。 とても自分の顔とは思えないものすげー不細工。 で、「この顔じゃあ、死んでも死に切れねえ」心からそう思いましたとさ。 ちなみに。この夜、瞼の腫れ過ぎでコンタクトをはずせませんでしたとさ。 しかし、線目でも一応見ることはできてよかった。 １２月２日 目が覚めたら目が開かなくなってたらどうしようと思いつつ昼過ぎ起床。 ちなみに本日は最初からの休み。 おとなしく薬を飲み回復を祈る。 前夜より少しはマシ。微々たるものだったけど。 少しでも気分を明るくしようと前日出会った運命の本を取り出す。 スーザン・クーパー『コーンウォールの聖杯』（学研） ……うん。最悪の状態でも寄り道して帰ったのさ。 その本は２０年ほど前に熱愛していた海外児童ファンタジーの一作目。 ……だったけれど版権の都合で読めなかった＆しかも当時既に絶版だった本。 知らなかったよ、再販してたんだね。２０年以上たって。 クーパーは英国生まれ育ちの児童作家です（しかし現在は米国在住らしい）。 なのでこの本も児童書ハードカバー。 発行年を見ると２００２年とのことですから、えらい中途半端な時期に再版されたもの。 ここしばらくはジョーンズ以外児童書はノーチェックだったから。 嬉しく一気に読んだのだけど、本がでかいのもちょっと……だったけど翻訳者の違いがこれほど辛いとは。 キャラ名の表記の違いはまだ目をつぶれる程度だけれど、文の流れが悪いというか。 まあ、私は他社から出てた分を翻訳してた浅羽莢子氏のファンだからってのもあるかも。 物語は一冊完結で読める三兄妹の冒険談。素直に面白くてそこは満足。 当初シリーズの意図なく単発で書かれただけあって、この一冊だけでも楽しめます。 ようやく読めたことが一番の喜びだったけど。 名目上の大伯父メリィ（メリマン）に誘われて休暇でコーンウォールにやってきた サイモン、ジェーン、バーニーのドルー家の三兄妹。（浅羽訳表記） 借りた家を探検していて発見したのはいわくありげな地図を書いた古文書。 どうやら古い聖杯の隠し場所が書いてあるらしいのだが……。 しかも同じ聖杯を狙っている敵の「闇」勢力たちが立ちはばかり、妨害と横取りを企む。 宝探しというエンターテイメントの王道。 この三兄妹、後続のシリーズ二作目にいきなり登場して違和感あったのよね。 だからこそ、この話を読みたいと願い続けてきたわけですが。 しかし、強烈にその二作目『みどりの老婆』がこの流れで読みたくてしかたないんだけど。 ただ置いてる場所はわかってても取り出せる自信のない場所なんだ……。 薬が効いてきて、ようやくコンタクトをはずして寝ることができました。 でも腫れる前にコンタクト入れてて良かったと思う。 腫れた後だったら逆に入れられなくて何も見えなかったと思うから。 １２月３日 だいぶ腫れもひいたので通常出勤する。 １２月４日 花とゆめ『しゃにむにＧＯ』の展開にやきもき。 １２月５日 『やじきた学園道中記・赤目編』（市東亮子・秋田書店）を一挙読了。 どこまで買って読んだのかわからなくなってたんだよ……。 やっぱり面白い！ この、一種現実ではありえない「やじきたワールド」が心地良いのだ。 しかし、葵上総介が一番の黒幕のはずなのに、ハーディに食われているような？ １２月６日 休日。ひたすら冬眠。 １２月７日 ようやく腫れも完全に引き日常が戻ってまいりました。 ただ。 同時期に全身にじんましん発生したため、身体中が掻き傷だらけです。 セルフ猫飼いのような……。 １２月８日 ジャンプを読んでいたら突然『ONE PIECE』が気になりまして ウィキと戯れる。 いや、七武海とかわかんなくなって。 しかし長期連載なのにパワーが落ちないのはすごいね。 １２月９日 開かずの本棚その二に敗れる。 クーパーの『コーンウォールの聖杯』の続きである 『闇の戦い』（全４巻・評論社）が読みたくて。 場所はわかっている。開かずの本棚だ。 苦労してチャレンジしてみるも。 古いコバルト文庫（主に前田珠子・若木未生）やら菊地秀行やら田中芳樹やら。 ああ、正しく地層だわ（苦笑） おっと、津守時生の『喪神の碑』発見！ で、すっごく苦労した。 青士社の『クトゥルー』全巻が出てきたよ。 ……違う。 探し物はそれじゃあない！ 結局断念いたしました。 もっと奥にあるらしい。しくしく。 １２月１０日 『ONE PIECE』３０〜５０巻読破。 ロビンを取り戻しにいくあたりが読みたくて。 しかし、油断してたらぼろ泣きさせられた……。 １２月１１日 会社帰りにふらりと立ち寄った古本屋。 何の期待もしてなかったのに、児童書コーナーでクーパーと思わぬ再会！ 『みどりの妖婆』『灰色の王』『樹上の銀』の「闇の戦い」シリーズ２〜４巻があった！ しかも各１００円だと！？ 古さとかは気にならない。必要なのは中身です。 さっそく夢中で読んだよ。 浅葉訳がやっぱり私には心地よい。 あっという間に世界に引きずりこまれてしまった。 すごい幸せだー！ １２月１２日 『みどりの妖婆』を通勤のお供に。 帰宅してつい『灰色の王』を読んでしまう。 ウェールズを舞台にしたこの話は全巻通して、白眉の巻。 そして読み返すたびに泣いてしまうんだ……。 １２月１３日 帰宅後、予想通り『樹上の銀』を読み始める。 ボリュームもあるし大掛かりな最終巻。 結構内容を忘れているのに唖然。 あんなに夏至が来るたび読み返してたのに！ 「闇の戦い」シリーズは明確な季節と行事に関連していて、 第一巻が冬至・クリスマスから十二夜。 第二巻が復活祭時期。 第三巻が万聖節（ハロウィン）。 そして最終巻が夏至。 それぞれの時期になると読み返したくなる。こんな本も珍しい。 しかし。 こうなると第一巻『光の六つのしるし』が滅茶苦茶読みたい！ 一番好きな巻なんだ！ さて、どうやって読もう？ １２月１４日 休日につき爆睡。 １２月１５日 関西圏では月曜がジャンプ発売日。 毎週楽しみにはしてるんだが、 ２０冊一気読みした後だから楽しみにしてたONE-PIECEがなかった……。 ジャンプでも休載があるのか。 少女漫画雑誌なら連載陣は定期的に休み入ったりするけど。 もしや富樫効果なのか？？？ |
１２月後半の簡易日記 １２月１６日 金銀妖眼な提督の命日。魂に刻まれとるな。 しかし今日は遠藤淑子三昧。 先日入手した『幸せな食卓』がすごく良くて。思わず既読未読含めて数冊購入。 文庫のエヴァンジェリン姫シリーズを集めて一冊にした『王室スキャンダル騒動』。 すごい分厚い。すごい読み応え。 さすが往年「女パタリロ」と呼ばれたエヴァ姫は素晴らしい。 そうして。 「遠藤さん、デビュー当時はそういえばこんな絵だったわ」 絵がうまくないと言われる遠藤氏ですが、私はあまり気になりません。 漫画は画力より内容だと私は思うのです。 絵は伝えたいことを伝えられたらいいと思う。 萌えたい場合だと画力は必要かもだけれど。 ……いや、キャプテン翼の例もあるしやはり無関係か。 煩悩と妄想力があれば何にでも萌えられるし。 ところで遠藤作品の中で一番好きな『マダムとミスター』の文庫が欲しいのだが どこにも売ってない。 ネット通販しかないかなあ。 １２月１７日 休日につき爆眠。 さて、どうしてもクーパーの「闇の戦い１・光の六つのしるし』が読みたくてたまらない。 我が家での発掘はもう無理だ。 児童書は古本屋で探すのはものすごい難しいのは長年の経験が語る。 たまに出会いがあるけれど。 そんなことでネットの海に漂ってみる。 古い本だし……とヤフオクを見る。 全４冊セットは出品されていたが、同じ本ばかりいらない （それを私が言うのもアレだが） スポンサーリンクからAmazonへ。 そうしたら、知らない間に新装版が出ていた模様。 これなら入手は簡単になる！と喜んだものの。 紹介にあった「映画」って何よ？ 名作だとは思うけど映像化には向かないと思うの。 光と闇の戦いも精神的なもの中心で物理的な戦いはない絵面地味だから。 しかし気にはなるじゃないか。 ともかく、取り寄せるより大型本屋を当たってみようと思う。 現物があればそのほうが早いし。 １２月１８日 贅沢な悩みに襲われる。 会社帰りに本屋へ直行。 まっすぐ向かったのは児童書コーナー。 目当てはもちろんクーパー。 しかし評論者の評の字もない。 諦めきれずに店内案内のパソコンをいじる。 海外文学コーナーに１冊だけあった！ 踊るように確保し店内徘徊。 で。 先月先々月と２０日発売だったのでもしかして……と新書コーナーへ。 ありましたよ！ ひかわ玲子『龍の七部族』最終巻！ さらに雑誌コーナーで花とゆめGET！ もううふふのあはは。 どれから読んでいいのよー！ どれも読みたいのよー！ まあ順番はおのずと決まっているわけで。 夕食がてらに花とゆめを読む。 読後素早く解体。 そのまま耐え切れずに『龍の七部族』へ。 ひかわ先生がほとんど書き直されたという渾身の１冊。 ……幸せでございました。 もうそれしかない。 １２月１９日 休日。 １日『龍の七部族』を反芻して過ごす。 こうなると旧バージョンとの読み比べもしてみたい。 最終巻だけでもいいから。 しかし我が家での発掘はほぼ絶望的。 たぶんあのあたりに埋まってるはずだけど。 あんまり自信ない。 でも読みたいなあ。 読み手としての私も変化してるはずだから感じるものは多少は違うと思うのね。 本って、そういう歳月で違って読めるのが嬉しいねえ。 １２月２０日 『光の六つのしるし』をこの時期に読めることに感謝しながら読了。 だって物語は冬至の前日から始まるのだもの！ 日本じゃ南瓜食え、柚子風呂入れで、 それはそれで素敵だけれども、 こう西洋での冬至の捉え方というのが物語とは別に伝わってくるのよね。 ところで、このクーパーの『闇の戦い』シリーズの主人公は、 この『光の六つのしるし』でデビューするウィル・スタントン少年である。 彼の誕生日は冬至。その日彼は１１歳になった。 そうして、闇と戦う光の陣営の最後の「古老」として目覚める。 １１歳なんだけど遥かな時を越え叡智を身に付け使命を果たすべく奮闘するんだが。 以前読んだ時は。 物語の力に溺れていた感じ。 予言の詩があり、それに沿うように物語が進んでいく。 ええ。 その予言詩、全部暗記してましたとも。 今でも言えたことが逆にショックなくらい。 どんだけ読み返してたんだ自分（笑） でも。 すっかり汚れてしまった（？）わたくしは。 「もしかして、萌えていい？」 自分的ショタの好みは１２歳からという変な固定観念があるんだけれど。 多少年齢引き下げてもいいよね？ だって、ウィルってば、「外見少年、中身年寄り」という私の好みを完全に具現化してる！？ 古老として目覚める前から趣味が読書と教会の拓本集めって渋すぎるだろう！ そうして萌え全開で読み返してみる。 ……どうしよう。すっごく楽しい。 しばらく帰って来れないな。 『鋼の錬金術師』最新刊GET。 物語、終盤に向けて動き出しててゾクゾクするね。 １２月２１日 外国を舞台にした物語の場合。 「外国だから」で舞台にまで興味を持たなかった私ですが。 『闇の戦い』シリーズを読み返していて、今度はやたらと気になるんですよ。 物語の主な舞台は １巻『光の六つのしるし』がバッキンガムシャー。 ２巻『みどりの老婆』及び『コーンウォールの聖杯』がコーンウォール。 ３巻『灰色の王』４巻『樹上の銀』がウェールズ。 英国はロンドンしか行ったことがありません。 んでもって、コーンウォールとウェールズはなんとなくわかるけど、 バッキンガムシャーって何処よ？ ええ、恥ずかしながら知りませんでした。 つうか、マイナーすぎるだろう、バッキンガムシャー！ 本屋でガイドブックを何冊も何冊も開く。 ……。 役に立ちません。 ロンドン、周辺観光地ピンスポット、終了。 待て！英国ってそれだけじゃないでしょう！ 世界地図の本とかもっと役に立たない。 英国だけの地図の本とかないのかよ！？ 理想はミシュランガイドの州別ガイドクラス。 もちろん現地に行けばあるだろう。 ……英語でな。 ともかく帰宅してネット検索。 しかし知りたい所は見つけ難いところばかり。 とりあえずバッキンガムシャーがロンドンに隣接している州のひとつということはわかった。 しかし、主人公の住んでいるあたりはどこなのか。 テムズ川が見えるところなんだ。 挫折。 コーンウォールと言えばプリマスしか知らん。 （帆船小説好きだから） しかしプリマスよりもっと小さな村なのは確実。 難航。 ウェールズ。 駅名と山の名前でなんとなく予想することができた。 しかしだ。 よくよく考えてみると、これまで読んだり見たりした中で、 ウェールズを舞台にしたものって、本当にこのクーパーの『闇の戦い』以外で知らない。 自分が無知なだけだけど、せっかくなんだからもっと知りたいと思った向きには不親切だよなあ。 ともかく疲れて寝落ち。 １２月２２日 一度気になりだすともう止まらない。 どこだ、どこなんだと『闇の戦い』の舞台検索を手を変えながら続けていると。 原作ツアーに出た人のファンサイトに辿り着いた。 ……日本国内じゃないんだぜ？ こんな濃いファンがいたのかと感動していたら。 ツアーに出たのは一組じゃないことも発見。 みんなすごすぎる。 しかし、もし彩雲国が実在の中国を舞台にした話だったら。 行ってる。絶対行ってる。 ともかく実際に行けるのだということに満足。 そして今度は少ない同志を求めてネットの旅へ。 ちなみに。 映画化は本当にされていて、公開は２００７年末だったそう。 １年も前！ 私が知らなかっただけかもしれないけれど話題にもなりませんでしたね。 ちなみに何故かアメリカ人の家族になっていたり、 兄弟が少なくなっていたり（ウィルは原作だと９人兄弟の末っ子）、 家族構成が変わっていたり、 更には性格まで変えられていたそうな。 ……見ない。絶対見ない。 だってこの物語の魅力のひとつはウィルとその家族の和気藹々な雰囲気でもあるのに、 殺伐としてるなんてあんまりだ！ ところで。 素晴らしいファンサイト様に感激したものの。 よく考えるまでもなく彩雲国サイトであるうちではリンクできない。 一瞬コンテンツを作ろうかとも思ったが、 どうやら私の二次創作力は彩雲国限定らしい（笑） おまけに考察だけにするにしてもそこまでの気力はない。 ファンサイト様のひとつは。 アーサー・ランサムのファンサイトでもあったので激しく喜びに踊る。 ランサムも好き！大好き！ しかしランサム全１２巻は開かずの本棚の……（以下略） でもティティになりたかったんだよ私は。 友人たちは圧倒的にナンシー派が多かったけど。 １２月２３日 告白しよう。 私はコリラックマ萌えである。 リラックマじゃなくてコリラックマ。 茶色いクマじゃなくて白いクマ。 いたずら好きの超かわいいあいつ。 職場に同志がおり、二人で盛り上がっている。 キュートだコリラックマ！ そうして。 気がつけば身近にコリラックマ・グッズが日々増えていっているのは きっと気のせいではないのだ……。 いや、今日も増えたんだよ……。 １２月２４日 クリスマスイヴである。 クリスマス更新もないままこの日を迎えてしまった。 帰宅したら『聖☆おにいさん』を読もうと決意する。 そんな我が家はおにいさんの一人の名前を持つ宗派だ。 毎年仕事が終わってからこの日は宗教活動に参加していたのだが 今年から深夜の行事がもっと早い時間に行われることになったので不参加決定。 元々年１回イヴにしか宗教活動していなかったくらいの熱心さである。 だからそれはいい。 しかしだ。 問題はケーキがないことだった。 仕事が終わったらお店はもう軒並み閉まってるし。 たまに売り出していてもサイズと値段と味の納得できなさそうなものばかりだったし。 結局。 地元に着いてからコンビニのミニブッシュドノエルもどきを連れ帰る。 これなら多少味が残念でも諦めがつく。 ところで私の最寄り駅から家までの間には６軒のコンビニがある。 立ち寄る店はたいてい決まっているのだが 今日はいつもあまり入らない７-１１に立ち寄った。 で。 なんでこんなとこにコリラックマのぬいぐるみがいますか。 しかも２５日になったせいかセール価格で。 連れて帰りましたとも！ これまでぬいぐるみには手を出さずにいたのに！ 茶色のケープは縁取りにピンクのファー付きというのもポイント高し。 すっげえキュート！ 自分へのクリスマスプレゼントだね、これこそ。 １２月２５日 本来ならクリスマス当日のはずなのに、何故かもう終わった気分になる。 朝食に寄った店でふと傍らを眺めるとツリーが飾られている。 毎日のように利用している店なのに見過ごしていた。 オーナメントがすべて作り物のドーナツだった。結構可愛い。 今年はついにツリーを飾らずに終わった。 来年の飾りにはこんなフェイクスイーツ系もいいかもしれない。 本日は残業日。ふらふらになって帰宅。 もっとも、他の部署では今日は帰れないらしい。 １２月２６日 本日は休み。 惰眠で疲れを癒す。 １２月２７日 英国地理上の問題がまだ納得できず、ガイドブックなどを入手。 ロンドン以外にも詳しいのって地球の歩き方しかなかったよ。 しばし架空の旅行プランなどをたててみる。 ……無理だ。 必要なのは運転手だ。英語の堪能な。 でもそれだけじゃ駄目なんだよね。 作品世界を辿りたいと思ってくれる同志でなければ。 そしてできれば作品に合った季節の訪問が望ましい。 それというのもファンタジーマニアらしい人がバッキンガムシャーに行ったブログを見つけたのだが、 さんさんと明るい舞台が違和感ありまくりだったらしいし。 それに作品が書かれてから何十年とたってるから 舞台も変化してるみたいだし。 普通の住宅街ぽくて淋しいぞ。 でもやっぱり行きたいんだ。 １２月２８日 帰宅時にコンビニに寄ったら、PHP文庫か何かで 『クトゥルフ神話がすべてわかる』みたいな本が出てて笑った。 そんなにメジャーだっただろうか。 最初に面白そうだと思った理由は「創作神話」という部分。 次に複数の作家で作り上げていくということ。 信者じゃないし王道でもないけれど 私はアメリカらしいラヴクラフト色が薄くともダーレスの作品は結構好きだ。 単に彼の書いた話の中に魅力的な書斎が出てきたせいかもしれないけれど。 １２月２９日 気がつけば年末。すっかり年末。 元旦まであと何日？ と我に返ってびっくりする。 でも特に正月準備はないんだよ。 １２月３０日 本年最後の休日。 １２時間睡眠から目覚めればもう何もできないけどね。 風邪気味なので休養も大切なんだけど。 １２月３１日 大晦日は毎年残業。 でも例年よりは早く終わる。 家に帰ったら氷川きよしが紅白で歌っていたけれど。 『光の六つのしるし』を引っ張り込んで入浴。 熱があるような気もするが元旦のお出かけ準備は必要だからねえ。 振りかえると１２月はクーパー月だったなあ。 拍手ありがとうございます。 感謝の気持ちでいっぱいです。 ＞１２月２０日に拍手コメントくださった方 替え歌お気に召していただけたようで嬉しいです。 ＞１２月２６日 A様 ご心配おかけして申し訳ありません。 体調はアップダウンしてますが主な原因は精神的なものです。 落ち着くまではこんなペースが続くと思われます。 |
さぼりの言い訳。 １日２日ならいいけれど、何日もさぼっているとどんどんプレッシャーが。 ズル休みしたらそのまま登校できなくなるような感じ？ 体調不良も仕事の繁忙期も本当だけれど。 一応携帯に「一行日記」はつけていたのでまとめて書きます。 彩雲国の新刊は１１月末にGet済みではあるのだけれど、 まだ自分に読むことを許していません。 せめてこの日記が埋まったらね。 書く方も資料を毎日持ち歩いているわりにはすっかり中断。 原作パワーに期待中。 そんな中、当サイトにお越し下さった皆様に限りない感謝を。 拍手してくださった方には更に限りない愛を。 平成２０年は気まぐれもいいとこサイトでしたが、 ２１年は心を入れ替えられたら入れ替えて、 無理ならマイペースで更新していきたいと思います。 新しい年が皆様にとって良い一年となりますように。 H２１年１月１日 高瀬あずみ |
| １月上旬日記 １月１日 初詣ならぬ恒例天使の里詣。しかし風邪ひき。 大晦日に帰宅して真夜中長襦袢に半襟をせっかく付けたのに 予定の着物と袖丈が合わなかった……ショック！ 慌てて別の着物と羽織を引っ張り出す。 当然、コーディネートに不満。 本当は大姫姉妹を連れて行きたかったのだが体力の関係で断念。 姫の着物も旧作だし。 しかしそれでも自分の着物とコーディネートできてるはずだったのに。 簡単自作の帯留めだけがお正月してました。 昼過ぎに着いてまずお昼。 その後ちらっと撮影したり。しかし外は天気悪し。すぐ屋内に引っ込む。 寒い寒い寒い！ ……だから風邪引きだってば。 よそ様が準備されてた本物おせちに感動。 器の重箱と中身を小さめに作って詰めてあって、いい！ 我が家ではついに人間用にも重箱さえ出さなかったよ。 閉館前に街中に移動。 夕食を取ろうにも本日は元旦。 結局居酒屋に。まあ安くあがっていいかも。 おしゃべりとご飯で楽しく過ごしていたのだけれど 途中で「ん？」 ……気分が悪い。 悪酔い？たった梅酒ソーダ１杯で！？ 回復後、寒くてならず、何杯も熱いお茶をもらってもまだ寒い。 店内はそんなに寒くないはずだし、着物は暖かいのに？ そういえば風邪引きでしたっけ。 いつもなら歩いて帰宅する距離ですがタクシー使いましたよ。 帰宅後計ったらしっかり発熱しておりました。 一年の計は元旦にありと申しますが、私のこの一年って……。 すべての作業を諦めてとっとと寝ましたとも。 風邪には睡眠が一番です。 そう、前夜はほとんど寝てなかったしね……。 １月２日 いきなり出勤、いきなりポカ。 しかしポカを忘れるほど忙しかったのでよしとしましょう？ 大晦日の残業はこの日のためだったんだし？ まだ体調不良のため、帰宅したらばたんでした。 １月３日 休み。１日静養。 譲ってもらった「ドーリィ・ドーリィ」（人形雑誌）制服特集をゴロゴロしつつ読む。 過去に発売された制服ドールなどが載っているのだ。 私は自他共に認める制服フェチ。 幸い過去に購入したのはＡＮＡリカちゃんと新幹線パーサー・ジェニーだけだった。 後者は制服マニア＆お人形マニアなご同類にすら 「マニアなものを……」と絶句された一品。 どちらも乗らないと買えないものだったしね。 そのためにわざわざ「のぞみ」に乗ったんだよ私は。 バックナンバーの「着物特集」がとても気になる。 しかしどうやらこの号だけ品切れらしい。 悩んだ末少し上乗せされてネットで出品されているものを注文。 自分で縫う参考にしたいの。 和裁の本も数冊持っているけど、どうしても納得できないとこがあって。 独学なのが問題なのかもしれない。 通信教育でもテキストでさっぱり……な内容（あれはテキストも悪かった）が 試験前の２時間の講義の方がはるかに役に立ったし。 浴衣でいいから和裁習うべきかしら。 若い頃に和裁お習っていたはずだが母はすっかり忘れたというし。 １月４日 頭はすっかりドールの着物でいっぱい。 材料はある。ありすぎるほどに。 だが今の気分では年末に購入した小紋柄か絞りかの二択。 久しぶりに絞りかなあ。可愛い色なのよ。 ただし。 その場合同じ物を二枚、姉妹用に縫わねばならないのだけれど。 １月５日 帰宅したら「ドーリィ・ドーリィ」着物特集が到着してた。 年中無休で発送！という出品者の言葉に嘘はなかったようだ。 さっそく眺めて楽しむ。 肝心の箇所だが、自分の作ってきた方法と混ぜて使用できるか微妙。 ドール用なのに本和裁の生地の断ち方だからサイズが明確になってないのよね。 だいたい概算はできるけれど。 １月６日 着物型紙補正を試みる。 ただし、型紙というよりサイズ表なんだけど。 着物は基本まっすぐばかりだからねえ。 １月７日 かまたきみこのコミックス『空中飲茶飯店』（上下巻・ソノラマ）入手。 石油が枯渇し、大気も土も世界規模で汚染された近未来。 アジアの大国は徹底的に自然保護中心の政策を取り、ある程度の成功を治めていた。 そこで貴重品として取引されるのは「茶」。 その「茶」を運搬するのは「茶運師（サウジ）」と呼ばれ、人工の翼で空を行く。 叔父の跡を継いで茶運師になったばかりの青年・空也（くうや）は 「客人」と呼ばれて軟禁されている外国人の人質の存在を知り……。 かまたきみこは天才だと思いました。 彼女の作品はどれも温かい感情を沸き起こさせられるのですが、 この無駄のない世界とキャラクターの設定ときたら！ ああもう大好きだー！ １月８日 休み。『空中飲茶飯店』を繰り返して読んで終わってしまった。 この世界、この１作だけにはもったいないよ。 １月９日 『空中飲茶飯店』のせいで 「やっぱりチャイナも良いのう」 いや、元々中華系の装束は好きなんですけどね。 人形たちに着せたくなる。 着物用の生地でチャイナ風ってのもいいかも……と妄想するも、 「ん？型紙も自分で作らないといけないって？」 妄想は妄想のまま終わりそうな気配。 ちびドールたちに影月と香鈴に新作コスプレ衣装も作ってはやりたいのだけれど。 いつになるやら。 １月１０日 麻城ゆう『月光界・逢魔が時の聖地』全３巻（新書館ウィングス文庫）入手。 たぶん１巻は買ってたし、途中は雑誌連載時に読んでたんだけど 雑誌をよく飛ばしてしまっていたので話がわからなくなって放置していたのだけど。 麻城ゆうは好きな作家の一人です。 作家デビュー作であった『月光界シリーズ』第一作『界渡りの魔道者』でずごーんと惚れました。 まあそれ以前にも道原かつみが漫画化してた『ノリ・メ・タンゲレ』も『Jokerシリーズ』も愛読してたんですが。 ある意味、いくつもある『月光界』の物語の集大成みたいな話……かと思いきや。 極甘のラブストーリーだったのか！？ という衝撃作でした（笑） まあ月光界のブレーメンの音楽隊みたいな話（タイトル忘れた）も ラストで「…………！」でしたが（笑） いいの。 極甘のラブストーリー、いいじゃあないか。 それもまた良し。 所詮私は麻城ファンなのさ。 １月１１日 結局全３巻の『月光界・逢魔が時の聖地』を丸々読み返してしまった……。 １月１２日 休み。 目覚めたら夜。まさしく冬眠。 しかし外出しなかったので成人式の振袖姿を見そびれる。 毎年の楽しみなのに（泣） 華やかな振袖大好きなのにー！ 自業自得。 １月１３日 槇村さとる『ドゥ・ダ・ダンシン！』、 雑誌変わってから読んでなかった「ヴェネチア国際編」既刊４冊を読む。 この人のダンスものって身体がうずうずするんだよねえ。 ただし。 この人のほぼ８割の作品においてラストに納得できないんだ。 こう、定石を無視されるというか、いきなりパタパタ話を畳まれるというか。 ラストに余韻が欲しいんだ、私は！ しかし。 なんだって本当にバレエの演目に出てくるヒーローってのはあんなに最悪なのばかりなのか。 「白鳥」の公演観にいって、見事に寝た私に言う権利はないかもしれないが。 でも「白鳥」ってオデットと王子より悪魔親子のが魅力的よねえ？ １月１４日 これは、罠。甘い罠。 そう、コリラックマもしくはローソンの罠。 受験生応援キャンペーンか何からしいのだが、 ローソンで指定のお菓子を２個買うと、非売品のリラックマの入浴剤（全４種類）がもらえる。 ――と知って、さっそく踊る。 しかし桜塩味のオーザックはイマイチだと思う。 対象商品ではないのだが、リラックマの「さくらあんぱん」と「カレーパン」もあり。 「さくらあんぱん」はお花の形してて見た目もすごいキュート！ ああ、踊るさ。踊ってやるさ。 可愛い白い悪魔のためなら。 コリラックマのクマはアクマのクマに違いない……。 １月１５日 休み。冬眠でまた終わる。 起きたらGETしたお菓子を食べてまた寝る。 ああ、まさにクマの冬篭り。 これもコリラックマのせいなのか。 ちくしょう、なんてかわいいんだ！ 明日もまたお菓子買って入浴剤コンプリートしてやる！ 拍手ありがとうございます！ 本当に心に染み入ります。 ＞１月１日に拍手コメントくださった方 はい、それなりに毎日生きております。 ただ、今、創作意欲が天空のはるか彼方なので 手繰り寄せるまでまだしばらくお時間いただきます。ごめんなさい。 でも、私にとって究極に理想のカップルって影月と香鈴を超える存在はないようなのです。 ですから、「ふたりが書きたいんだ文句あるか！」ときっと書きたくてしかたなくなると思います。 気長に、気長にお待ちいただけると幸いです……。 |
| 1月下旬日記 1月１６日 コリラックマ病悪化。 入浴剤のためにわざわざローソンでチョコを買い込む日々。 いいんだ。 朝ご飯になったり非常食になったりただのおやつになったりと無駄はないから。 しかし道ですれ違った人がコリラックマのモバイルケースを持っていたからと言って いきなりライバル視するのはやめなさい。 使わないこと確実だからと購入をやめたのは自分自身のはず。 ああしかし、使わなくても欲しいとはまさしく病気。 1月１７日 少し暖かい日だったものだから、小康状態だった肌がまたもや悪化。 せっかく膿とおさらばしたと思ったのに！ 寝てる間にバリバリ。起きてても無意識にパリパリ。 そりゃあいつまでも治りませんわ。 両耳はまだいいけど問題は左首筋。すっかり色も変わってしまって。 これでは治っても夏も薄着はできそうにない。 まあ日焼け対策で元々そんなに薄着はしないけれど。 でももうガーゼとはさよならしたい。 擦れて痛いのでタオルハンカチ首筋に挟んでるのに 元凶が乾いてそれが当たるとまた痛いという……。 もう掻かかないと誓っても無駄なあたり……。 無意識に一心に掻いてるんだもんなあ。 1月１８日 半月ばかり遅ればせながら、 よしながふみの『大奥４』と緑川ゆきの『夏目友人帳７』購入。 どうしてだか、よしながふみのＢＬは苦手。 一応ノーマルな『大奥』は安心して読める。 しかしこの設定はすごいね。 家光のラブロマンスは王道だったけど綱吉がまた強烈。 しかしそろそろ「おっとこまえ」な吉宗が見たいわ。 ちなみに。 本物の桂昌院ゆかりの京都今宮神社には「玉の輿お守り」があるんだぜ。 お土産にいかが？ 1月１９日 休み。 ７巻を読んで盛り上がって、部屋を発掘して５〜７巻を繰り返し読む夏目祭。 やはり『夏目友人帳』はいい。 しかしファンブックが同時発売だったなんて。明日絶対に買わねば！ 好きなのよファンブック。 データとか大好きだからさ……。 ７巻からいかにも胡散臭い的場一門正式デビュー。 今後の展開が大きく変わるんだろうな。 願わくば。夏目の心をあまり傷つける展開にだけはなりませんように。 1月２０日 昼休みにファンブックGET。 うぉうっ！全巻読み返したくなるなあ。 勤務後、花とゆめ購入のため（最近すっかりコンビニに置いてくれなくなった……） 本屋に行ったら、ＬａＬａの古い号がまだあって。 黒ニャンコ先生のストラップ付きとか……。 ああもう！ニャンコ先生の罠にはまりましたよ！ ＬａＬａ買うなんて何年ぶりだよ……？ しかも付録のためだなんて……。 来月号はニャンコ先生フリース巾着かぁ……。 （まだ買うつもりか？） 1月２１日 緑川祭は続く。 『あかく咲く声』『アツイヒビ』『蛍火の杜』『緋色の椅子』（全３巻）を一挙購入。 『緋色の椅子』は買い直しだけど。 『あかく』は連載中雑誌購読して全部読んでたけど その時は「地味な話だなぁ」としか思ってなかった。 どうやら筑波さくらの『目隠しの国』と混乱してたらしい。 どっちも男の子が不思議な力を持ってたせいか。 今回一挙に読み返して。……すげえ良かった（笑） 残念ながら『あかく』は文庫でしか入手できなかったけど。 画面の向こうから色彩が降ってくるようだった。 『蛍火』と『アツイヒビ』は雑誌で全部読んでたと思い出した。 その時『蛍火』は大泣きしたんで今回も泣くかとおもったけど涙ぐむ程度で収まった。 結局泣いてるけど（笑） 1月２２日 仕事で遅くなって。しかし空腹に耐えられず中華の店に飛び込む。 私はチャーハンが好きで、その店でよく頼む。 毎月創作チャーハンが出てるんで行くたび試している。 今月はネギ味噌味。 ものすごく美味しいわけじゃないけど許容範囲内。 以前のカレーチャーハンは微妙すぎたからなあ。 カレーもチャーハンも好きだけど、「混ぜるな危険」だった。 過去のメニューでは蟹あんかけとザーサイピリ辛はヒットだったのに。 1月２３日 プレッツェルだけでなくチュロスまで発売とは小悪魔め。プリン味って何よ？どこまで踊らされるのか……。 1月２４日 休み。のそのそ昼過ぎに起き出して。恐怖と怒りで頭真っ白に。 鉄鼠の恐怖だ。 ……今住んでるところでは時折 「私はリス。尻尾を剃られたの」と二階堂的欺瞞に走りたくなる。 奴らは恐怖の権化だ。顔はかわいくても許さん！ 私は通勤に布製のエコなバッグも持ち歩いている。 で、自分でも忘れてたが非常食にチョコを入れていた。 敵はそれに気付き、最短距離で挑んだらしい。 哀れエコバッグにはざっくりと穴が！ 散乱する紙箱と銀紙の一部。明らかに不自然に欠けたチョコ。 五歩譲ってチョコは諦めたとしても。 バッグの穴が許せない。お気に入りなもので。 だからちっちくと補修いたしました。このままも悔しいし。 ところで犬や猫にはチョコは毒だと言うけれど齧歯類には毒ではないのだろうか？ 以前にもチョコはやられたことがあるんだが。 ネットで調べたらある学者さんが 「ネズミはねチーズよりチョコレートが好きなんだよ」だと。 なにーっ！？許せん！ 1月２５日 何か読むものないかなと部屋を漁っていたら 我が家に珍しい集英社の王冠マーク発見。 集英社系は少女まんがでは少ないのだ。うちは圧倒的に白泉社系だから。 見つけたのは聖千秋『ヘキサゴン』。 さっぱり覚えがなかったので読んでみた……ら泣かされた。 いわゆるリプレイものというか。 「あの時ああしていれば」って奴。後味も良くて満足。 １月２６日 聖千秋といえば『イキにやろうぜイキによ』を過去に全巻持ってたくらい。 しかし何となく読みたくなり『サークル・ゲーム』全５巻をネカフェにて読む。 同じ日に生まれ同じものに心を惹かれる二人の少女の物語。 しかし内容よりもキャラのネーミングが……。 ヒロインがいずみ、ライバルがリカ、ヒロインの幼なじみがワタル。 タカラのリカちゃん人形初代仲良しトリオじゃねーか！ ネタバレになるけどヒロインは好きになった男の子（ワタルではない）だけを得、 ライバルは女優としての成功を得る。 しかし一人ワタルはモラトリアム。 ……んなことだから人形の世界でもリカちゃんに捨てられるんだぞ！ リカちゃんが結婚するのはドイツ人だかの外交官だったはず。 その設定見てぶっ飛んだね。歴代ＢＦの誰でもないんだから。 少女たちの情操教育に一役買うはずの人形がそれでいいのか？ ジェニーだってメインのＢＦはジェフだし、バービーだってケンだろう？ 1月２７日 田沼の安否が気になってついLaLaを買う。 作品よりも気になったのが次の全プレ。ニャンコ先生続投！？ 今月付録のフリース巾着はニャンコ先生には見えなかったのだが。 まあ使うならそのほうがいいけど。 1月２８日 休み。耳と首は回復に向かっているよう。よしよし。 1月２９日 榎木洋子『緑のアルダ』の最終２冊をゲット。 そこまででで力つきたんだ。 感想は竜頭蛇尾。この物語は始めからのれなかった。 あんなにあんなに『影の王国』は夢中にさせてくれたのに！ 王女が主役だったら違ったのかなあ？ 1月３０日 ザ・ビーンズは買ったものの。新刊も読んでいないので封印。 前の号もまだ読んでないし。 ところでビーンズAの連載はどのくらい進んだのだろう？ もしかしてもう影月出てたりするんじゃ？？？ もし出てたらバックナンバー集めないと。←馬鹿。 1月３１日 夏目からの流れで久しぶりに『百鬼夜行抄』が読みたくなる。 大判コミックスはどこまで買ったかわからなくなり、 文庫で揃え直して７巻まで購入したことを覚えていたので とりあえず既刊の８〜１０巻購入。 のんびりした味わいがあるので忘れがちだが 話そのものは結構シビアだったり怖いんだよね。 しかし話が進むにつれて開さんが……。 見合いに行く前のコート姿はやたらカッコよかったのだが。 ところで晶ちゃんを幸せにしてあげてください……。 ところで今日。人災に合った。 通勤帰り、電車で寝ていた私は最寄駅で寝ぼけながら下車。 と。ずるっ。何かに滑って尻餅をつく。 ゆっくりこけたので痛くはない。 何に滑ったか確認がてら起き上がろうとして。 私は原因が見ず知らずの人物による吐○物であることを知った（大泣） 慌てて移動して被害を調べるとスカートとダウンジャケットの裾と袖が……。 わたわたティッシュを探していると、 駅にいた見知らぬお兄さん二人が時間差でティッシュをくれた。 本気で助かった。地獄に仏とはこのことかと思ったよ。 ざっと拭いてトイレに駆け込み水で濡らしてトントン叩いて。 見た目はなんとかなったので帰宅しましたが。 スカートは洗えるがダウンは……。 元々あまり思い入れのない服だったので破棄決定。 明日、たまたま数日前から目をつけていたコート買うと誓ったさ。 しかしな。 気分悪くなるまで飲むな！トイレまで我慢するか袋にしろ！ ……足元まったく見てなかった私にも確かに落ち度はある。 せめて砂は無理でも新聞紙なり被せろよ……。 とてつもなく悲しかった睦月の終わりでございました。 １月は最初と最後があんまりだったわ。 拍手ありがとうございます！ 心が温まっていきます！ ＞１月２５日に拍手コメントくださった方。 替え歌、お気に召していただいて嬉しいです。 変えてから結構たつのでそろそろ入れ替えもしたいのですが メインキャラはほとんどやってしまったし誰にしようかな？ ＞１月２９日に拍手コメントくださったMさま。 いつもありがとうございます♪ すっごい力づけられてます！ |
| ２月上旬日記 ２月１日 マキリップ『茨文字の魔法』読了。 マキリップらしいファンタジー。 この人の紡ぐ魔法は観念的というか色彩の見えそうな魔法。 ３人の主要女性キャラもそれぞれ印象的。 マキリップは『妖女サイベルの呼び声』から惚れこんでる作家だけれど、 この話を読む直接の原因になったのは粗筋のある一行のため。 メインヒロインが「王宮の地下に広がる図書館で育てられた」 ……なんて素敵な図書館！本だらけ！住みてえっ！ ちなみに魔術師の学校も森の上に浮かんだりして魅力的。 ただ。おしむらくは男性陣が力不足というか。 特に古代の帝王はマイナス評価。 とりあえず創元から出てる短編集も近いうちに手に入れよう。 ２月２日 ２００８年の「このマンガがすごい！」をちら見する。 去年の私による漫画ランキングならば。やはり『聖☆おにいさん』か。 少女部門はクライマックス突入の『しゃにむにＧＯ』？ 少年青年部門はあと『バクマン』 基本的に続きものを楽しんでるから「これ」ってのは思い出せないんだよね。 少年誌はジャンプ、少女誌は花とゆめが基本だし。 ものすごく……と心動かされるほどのものには出会ってない。たぶん。 去年は再読多かったし。 ２月３日 『ブラインド・エスケープ』（樹川さとみ・富士見文庫）をころんと入手。 家の中のどこにあるかわからないので買い直し。 読んでやっぱり「樹川さとみ節」が好きなんだなと実感。 読んでて顔がにやけていくし。 ２月４日 マキリップの『ボアズブレスの龍追人』を購入、読破。 ただし読みはじめてから、自分が短編集苦手だったのを思い出した……。 世界に入った、と思ったら終わってしまうから。 すぐに続けて次を読んで混乱することもしばし。 間空ければいいのはわかっているはずなのに……。 どう解釈していいのか迷う話もいくつかアリ。 個人的に「美女と野獣」のリライトみたいな話が好きだ。 ちゃんと童話の基本をおさえつつ、マキリップな魔法世界が。 「雪の女王」の後日談的な話は。 カイよ。 てめえは一体何度同じ轍を踏めば気が済むんだ！？ これはあれか。 一度浮気した奴はまた浮気するというあれか。 ２月５日 『黄金の羅針盤』（上）読了。 何故上巻だけなのか。一気読みの好きな私にはありえないことだ。 買ったつもりだったんだ。 上巻を読み終わってさあと下巻を手にしたら。 カバーは下巻だったのに中身は上巻だったんだよこんちくしょう！ 古本屋で買ったから文句言う気力無し。 それに今ひとつ乗れない。 魅力的な世界構築だと思うし、オックスフォードの寮とか興味深いのに。 私のキャパが狭くなってるのかも。 子供の頃読んだら夢中になっただろうに。 「どうして自分にはダイモンがいないんだ！」 って悲しんだと思う。 ちなみに私はやっぱり猫がいいなあ。 ２月６日 花とゆめと『ＲＥＢＯＲＮ！』２３巻購入。 『しゃにむに』もあと２回か。ゾクゾクする試合も次で決着かな。 『スキビ』は劇中劇面白いけどイジメシーンがマジで怖い。 『REBORN！』は表紙のツナがカッコイイ。 ２月７日 昨日本屋に行ったならば。ずらりと並ぶチョコレートの本。 周囲の店ではラッピングツールがずらり。 道行く女性の手にはいかにもなショッピングバッグ。 ああ、バレンタインが間近なのねえと実感。 ……つられてチョコ買ってどうする（笑） 人形姫の手作りバレンタイン撮影は難しいから今年はやるつもりないんだけど。 とりあえず自家用作るかも。 ２月８日 バレンタインにもコリラックマの罠は発動するらしい。 ショッピングバッグ入り携帯クリーナー付きのリラックマチョコ。 苺型缶入りリラックマチョコ。 苺とプリン味のチョコ。パッケージと個別包装がリラックマ……。 バレンタインとは関係ないがリラックマののど飴も発見。 個別包装で全十種類の缶バッジ付き。 ……十個買っても揃わないかもしれないのに。 罠だらけ。 ２月９日 今週のジャンプ、リボーンのカラー扉に興奮！ バジルだバジルだ〜っ！永久保存決定。 内容はわらわせてもらったけど。 マグマ風呂ってアナタ……普通死にます。 ところで。完全打ち切りされたけど『アスクレピオス』結構好きだったぞ。 ただ。あともう少しヒロインが可愛ければ……。 ２月１０日 母の誕生日です。そこで買い物に。 かまたきみこ『ＫＡＴＡＮＡ』（１〜４巻ぶんか社ホラーＭ）を発見、買い込む。 読み切り連載で正直ページ不足（説明不足）なところもあるけれど 刀剣と心を通じ合わせることのできる主人公の巻き込まれ型の物語はやっぱり優しくて。 「かまー好きだーっ！」と叫んでしまいました。 続き読みたい。 されどホラー誌は正直昔のハロウィンしか読んでなかったからたぶん読めないんじゃないかな。 グロと後味悪い話はダメなんだ……。 ２月１１日 昨日買った「小説ＷＩＮＧＳ」を読む。 なんでも創刊２０周年とか。 ずらっと並んだ過去の雑誌表紙を眺めたら８割以上に見覚えが。 つまりそれだけ家にあるのだな。 付録のCD、いつ聞こう？ 愛するサイコ・ドクターズだなんて嬉しすぎるぜ！ ２月１２日 マキリップ『チェンジング・シー』読了。 これ小学館のルルル文庫なんだよね。 しかしルルル文庫は以前のパレット文庫より取り扱い書店が少ない。 ましてや海外翻訳ものなぞ読者のニーズになさそうで今まで見つけられなかったの。 しかし。読んでびっくり。 かなり少女ノベルズというか少女マンガテイストで。 相変わらず色彩とイメージに彩られたマキリップらしさもあったけれど。 ちなみに私は結構好きな話。 『妖女サイベルの呼び声』と『影のオンブリア』には敵わないけれど。 ２月１３日 休日。 チョコレートに敗北しました。 ……ありえない。チョコレートなんだぜ？ これは自作のお話のタタリなのか……。 いつまでたっても固まらないんですね。 原因はおそらく湯煎の温度が高すぎたんでしょう。 料理用の温度計が必要だと思ったことはこれまでなかったんですが 購入を検討したほうがいいかもしれません。 ちなみに失敗作は家族でカップに入れてスプーンで食べました。 味は悪くないんだけど固まらないチョコは人にあげられません。 成功した分だけ会社に持っていきます。 材料はまだあるから近いうちにリベンジだな。 ２月１４日 バレンタイン関係なく出勤。 この日、野望があったのだが集中力が続かずに実現せず。 ２月１５日 朝起きたら。 夕べ父に渡し忘れていたチョコがまたしてもネズミに狙われていた。 幸い中身までたどりつかなかったようだが、包装紙、紙箱がボロボロ。 こう度々被害に遭うともう、 超音波ネズミ避け、まったく役立ってねー！と叫ばせていただく。 復習の火蓋は切って棄てられたぜ。 ちなみに。 今日になって蓬莱のバレンタイン限定肉まんを買いそびれたことに気付いてショック。 なんとハートの肉まんなんだよ？ 悔しいから香鈴に作らせようかな。 似合うよね、影月に。 ほかほかのハートって。 拍手ありがとうございます！ 本当にありがたくて足を向けて寝られない気分ですが どちらの方角だかわかりませんので気持ちだけ。 ＞２月７日に拍手コメントくださったMさま。 まったく同感です！ 一応計画と努力はしてますのでもう少々お待ちくださいね。 ほのぼのカップル万歳！ |
２月１６日 休日。 『KATANA』読み返していたらたまらなくなって、 かまたきみこのファンサイトとかないかなと検索。 したら公式サイトを見つけたので ブログ日記を遡って全部読む。 『深海蒐集人』文庫になったのか。買いなおそう。 『KATANA』も５巻が３月発売とは案外ペース早い？ ３月２０日に大阪でサイン会！ 行きたい……でも。 京都ドルパ何日だっけ？２２日だったような？ 拍手ありがとうございます！ 大切なエネルギーです♪ |
２月１７日 携帯でちまちま書いてた日記がほぼ埋まったので また「正しく日記」に戻してみる。 続くといいな。 しかしぷちぷちやってたら腕が微妙に痛い……。 禁断の毒薬を入手。 これでネのつくアイツもイチコロさ！ パッケージに「１５年の研究の成果！」とか書かれていてそれに負けた。 こんなものに１５年……ありがとう、大好きだ！ ああ、暗い歓びに心躍るわ。 早く成果が出ないかしら。 どうせ私はアクマに魂を売った女。 そして今日も白いアクマに踊らされました。 コンビニでレジに行くのが躊躇われるほどリラックマものばかりをがさっと。 たびたびリラックマもの購入してる（しかも時間帯ほぼ同じ）ので そろそろ覚えられているかもしれない。 さて雛祭りのケーキ（もちろんリラックマ）を予約すべきだろうか。 節分は特典がコリラックマじゃなかったからスルーしたけど。 豆もリラックマ単体だったし。 アクマめ……愛しいぞ。 昨日は家から出なかったので今日になってジャンプを読む。 雑誌表紙の迫力あるルフィがすごいなと。 最近ハンコックが可愛いと思っていたが、オカマの再登場で負けてる（笑） 「リボーン」は入江とスパナのコンビって萌えるんですけど。 あとは最近のジャンプ一番の楽しみは『バクマン』だし。 拍手ありがとうございます！ えー、ぼつぼつ動いてます。 |
２月１８日 ルピシアにてパッケージに負けて「デカフェ・白桃」という ノンカフェインの白桃の香りつき紅茶を購入。 お雛様なんだ、かわいいんだ。 ルピシアのホワイトデー限定のプチ缶セット、今年も狙おう。 こんな私ですが。実はフレーバーティーはそれほど好きでなく。 （時々は飲む） 好きなのは、がっつりミルクが合うアッサムやセイロン系なのでした。 それを毎日かぱかぱと。 『空中飲茶飯店』の影響で中国茶にもトライしてみようかとか。 茶器は国を問わず好きなので中途半端には持っているし。 で、お茶はこれでよし。 ケーキもやっぱいっとくべき？。 影香思考はぼちぼち復活中。 んで改めて言葉遣いなんかをチェック。 実は原作では使われているが 「それは誤用」とあえて使っていない口調があるんだけれど、妄想段階で使ってしまったり。 丁寧語と尊敬語は違うんだよ。 頭のいい影月だから流すのも難しいんだ。 でも間違えたままは許せないんだ。 しかしそもそも。 丁寧語に尊敬語に謙譲語とか難しすぎる日本語が一番悪い。 小学生から何年もかけて自国語を勉強しないといけないってのも 考えてみれば妙かも。 しかし私は過去の国語のテスト類、活用形とか以外はほぼフィーリングで乗り切っていたなあ。 つまり、教育って役に立ってないんじゃ？？？ 拍手ありがとうございます！ リハビリがんばります！ |
２月１９日 残業日だったのだが仕事が終わってダッシュで会社近くの本屋へ。 私の通勤ルートではもう開いてる本屋がここしかないから。 目的は「花とゆめ」。 美麗なスキビのカバーイラストも見たかったけど 前回の壮絶な演技の行方が気になってて。 ナツのスタイルでキョーコが素に戻ると違和感あるなあ。 しかし今回はもう『しゃにむにＧＯ』に限るわ。 インターハイ、男子シングルス決勝の決着。 長い試合が終わるべくして終わった。 物語すべてを背負った試合が。 どちらが勝ってもおかしくなく。 しかも最後の最後までコールされるまで予断を許さなかった。 でも結果だけじゃない。今回の展開は素晴らしかった。 悲しいわけでもないのに感動で涙が出るというのはそうあることじゃない。 長編の収束が予定調和であるものの気が抜けて終わることは少なくない。 それなのに最終回を残すばかりとなって感動させられるなんて！ 主人公ふたりのダブルスも好きだったから本当はそこもきっちり読みたかったんだけど、 きっとはしょられて結果だけ、とかなんだろうな。 しかし。シングルスもダブルスも決勝は同日だった気がするんだが、 ふたりとも体力大丈夫なのかねえ？ まあ過去に３試合とかこなしているから心配はないのか？ 対戦相手は嫌だろうなあ。優勝と準優勝のペアと戦うんだから。 「相手は疲れてるから勝ち目はある！」とか思ってるんだろうな。 あ、こいつらそもそも前年のダブルスの覇者じゃねえか（笑） まあきれいに団体・シングルス・ダブルスのトリプル完全勝利が見られることは疑ってませんが。 エンディング、その後の登場人物の様子もわかると嬉しい。 ……『Ｖ・Ｂ・Ｒ』の今号は語りすぎでしたが。 構成も失敗だったし。１〜２年後と４〜５年後を混ぜる必要はまったくなかった。 ４〜５年後だけに絞ってまとめれば混乱は避けられたろうに。 連載初期は愉しみにしてただけに中盤以降の展開が残念でした。 しかし最終回を次回でやはり迎える『ＮＧライフ』は予想以上に良かった。 単に私が女の子が好きで麗奈が気になってたせいかもだけど。 でも本当に良かった。前世の妻が男に、前世の親友が女に、という話だから 「男でもかまわん！」って展開にならなくて。 それってなんて『○のデスティニー』？（笑） |
２月２０日 手を出すまいと思っていたのに、 白いアクマの誘惑にオクページ覗いて悶絶。 正規品の他にプライズが山ほどあるんだねえ（遠い目） てか、５０００件近いってどんだけ出品されているんだ！ なんだか見ていたらコリラックマづくしの部屋に住むことだって不可能じゃなさそうだ。 さすがに家具は出品されてないけど ミニテーブルにクッション、掛け布団に毛布に枕などは見つけた。 そんな部屋に住みたいかと聞かれたら遠慮しますと答えるだろうけど。 さすがにそこまでしたいわけじゃないんだ。 子供部屋なら可愛いだろうけど。 だから。 白いアクマに翻弄されるのも程ほどにしておけ自分、 とか思ったりもするのです。 ……でも愛しいけどさ。 ところで。 ついでにオクを色々覗いていたら。 「高級御影石・ミニチュア墓石」なんつーもの発見。 高さ約４５ｃｍ組立て式で７３，５００円。 誰が、何のために買うのか、すごい気になります。 ペットのお墓とかならまだ理解の範疇ではあるけれど。 しかもミニチュアでこの値段とは、お墓って高い買い物なんだねえ。 |
２月２１日 休日。 これはもう、読み返すしかないだろうと 『しゃにむにGO』を１巻から。 改めて読むとまた感慨が……とか言いつつ最終回読んだらまた読み返す可能性、大。 そしてコミックスが発売されてもまた……。 まあ何回読み返したっていいんだけどさ。 巻数あるからちょっと大変なだけで。 登場人物が脇役に至るまで愛しいです。 主人公たちは主人公たちでがんばってほしいけど、 脇役にだってちゃんと人生があるのがわかるのがいいね。 我が家ではただいま「阿舎利餅」がブーム。 京都以外の人だとほとんど知らないお菓子だけれど もちっとした生地の中に粒餡入り。 なんとも美味しいのです。 しかし久しぶりに食べたら、絶対これ昔より小さくなってるよ……。 軽くあぶって食べても美味。 たまーに食べたくなるお菓子のひとつです。 |
２月２２日 ネットをさまよっていたら、ある人の記事にぶつかりました。 ごく普通の一般の主婦の方なんですけど。 ご主人が彼女に話しかけるとき、「○○さん」とさん呼び、及び敬語だそうです。 しかもご主人、年下。 ……私が萌え転がったのは言うまでもありません。 影月のせいで「敬語萌え」というものに目覚めたかもしれません。 『創竜伝』も次男三男萌えでしたが、あの次男の場合は皮肉がにじんでいたしなあ。 どちらかと言うと『フルーツバスケット』のヒロイン系統なんだろう。 癒し系？ でもやっぱり影月がいいです。 現在、どう考えても影月を超える萌えキャラはおりません。 勢いがきたら影月たくさん書くぞーっ！ |
２月２３日 オクで落とした「USBウォーマー」が届きました♪ もちろんリラックマです。 USBに繋いだらあったか保温してくれるウォーマーと蓋付きマグカップのセット。 コリラックマ単品じゃないけど、いるし。 配色ピンク系だし満足。 近頃、飲み物がすぐ冷めるのが嫌だなあと、保温カップにしようか悩んでいたとこなのです。 さっそく喜んで使ってみました。 冷めるのは遅い、確かに。 ただ私の場合、カップよりもポットを温めたほうがいいかも……？ あと近日中にマスコットも届く予定。 これで白いアクマへの熱が落ち着いたらいいなあ。 そのままオク見学。 買う気も買えるはずもない市松人形は眺めるだけ。 なぜなら。 私好みの子が出品されることはマレだし、きっと高額になってしまうから。 二代平田郷陽とか山本福松とかが好みだから。 ……人間国宝（しかも故人）の作品なんかが手に入るもんかい（泣） つまり顔立ちがリアル系が好みなんですね。 「生き人形」の系譜と言われるタイプ。 別に市松人形に拘っているわけでもないので、 洋風の創作人形の方がよっぽど好みのお顔には会えるのですが、 そちらになると黒髪のお人形が少なくて。 お人形は黒髪偏愛なんでその点は譲れない。 手先が器用なら自分で人形作家を目指したのになあ。 そうして理想の顔を追い求めるのに。 問題は、私が立体造形にまったく才能がないということなんだ……。 「買い物しない」条件でオクをあちこち眺めていましたが、 どうにもこうにも放っておけないブツに出会ってしまったのでちょっと戦ってきます。 まさかこのアイテムで入札者がいるとは……。 しかし、負けるわけにはいかん！ ……あんまり価格が上がらなければね。 １９日〜２３日 拍手ありがとうございます！ 水面下でちょろっと書き始めてますのでゆるゆるとお待ちください。 |
２月２４日 今朝ふいに。３号前のジャンプが捨てられてしまったことに気がついた。 まだカラーページをスクラップしてなかったのにーっ（泣） 泣きながら今週のジャンプを買う。 昨日は休みで一歩も家から出てないから。 そして月曜を過ぎるとジャンプは急激に見つからなくなるので見つけたらすぐ要Ｇｅｔなのだ。 そして読んで。読み捨てのジャンプ（週刊なだけに貯まると困る）だが 当分リボーンはスクラップすることが決定した。もう踊っちゃうよ私は。 で、その気分のまま携帯でオクにアクセス。 失われた１１号に入札。夜、無事落札。 ……安いんだけどさ。明らかに送料のほうが高いってへこむよねえ。 でも買い直すが。 ああ、私、こんなにバジルに惚れてたのかー。 最初は確かに「影月に似てる」からだったけど、 あのイタリア人とは思えない時代錯誤な彼がたまらん好きだ。 侍というより忍者っぽいと思うけどね。 たぶんリボーンは死者を出さないマンガだから死なないとは思うけど どうか無事でいてほしい……。 そんなわけで今日の私の頭がバジルでいっぱいでも許して欲しいと思うのだ。 しかしバジルとはいえ萌えの燃料投下はやはりすごいエネルギーと実感。 一気に携帯でクライマックス（たぶん）を書き上げて帰宅しました。 最後なんて最寄駅の改札出たとこで立ち止まったまま打ってたもんなあ。 というわけで。 たいへんたいへんお待たせの新作でございます。 『スウィート・レシピ』 アップ しかも１０日遅れのバレンタイン小話。 それでも今の私の精一杯。 お楽しみいただけると嬉しいです。 拍手ありがとうございます！ 少しでもお返しになればと思います。 |
２月２５日 久々に新作を上げた余韻か、はたまた書きかけの話がなくなった （実際には中断している話がいくつもあるが）のが寂しいのか。 タイトル候補と少し戯れて適当に書き出してみる。 ……ものすごーく暗い。 これでどうやってほのぼのラブラブに持って行くつもりだ自分！？ それともシリアス路線の話なのか！？ 正直、シリアスは気分じゃない。 いや、シリアスなら放り出してる『烏羽玉』書こうぜ自分。 シリアスつーかサスペンスもどきというかプラス大人モードの予定の話なんだけど。 わりとプロットはちゃんとあるんで、あとは気力だな。 『スキップ・ビート！』の新刊を買いに本屋に行く。 内心叫び通しでした。 『PEACE MAKER３』『魔法使いの娘７』『彩雲国物語４』と、 予想外のものばかり発見したので。 特に『魔法使いの娘』は怒涛の急展開！ こんなところで冬まで続巻を待てだなんて蛇の生殺し！ ウィングス本誌買おうかと考えちゃうじゃないか。 『彩雲国』は。 ビーンズAを買う時期がだんだん近づいてきている気がします。 まさか『黄金の約束』で終わりだなんて言わない……よね？ |
２月２６日 今日もうっかり本屋に寄って、また発見。 『イデアマスター』（若木未生・幻冬舎コミックス） なんでコミックスのコーナーで扱われてるの？？？ という若木未生の『グラスハート』最終巻。 若木作品の中で一番好きなシリーズだったから飛びついたさ。 このシリーズ、他のどんな作家にも真似できない独特の文体で。 読んでるこっちが科学反応起こしそうになる。 ヒロインはドラマーなんだけど、 読んでるとあのライブ会場で文字通り空気を震わせ、 鼓動とシンクロするドラムが響き渡る。 馬鹿だよ、この話の登場人物全員。 音楽ってそんなに凄いわけ？音楽が全てな訳？ 音楽って何よ？ 音楽なんてわからない。 だけど。ライブ会場に充満するものは肌で知っている。 強烈な常習性のある空間を。 だから。 音楽なんてわからなくてもこの物語に心震わされずにはいられない。 物語はおさまるべき所におさまった（しかし彼ららしく）んで満足。 個人的に坂本くんより藤谷氏プッシュだったんだが。 今回作中で登場する脇役ボーカリスト猶斗（なおと）なんだけど、 清春のイメージで読んでしまった。 「清春」のライブは行ったことないけど「黒夢」なら何回も行ったし。 独特の雰囲気だったなあ。 『ライクアンエンジェル』は名曲だと思う。 それはともかく、この脇役のライブシーン（タイトル「ラッシュ」） で書かれていた文章におもいっきり「そうそう！」と叫んだね。 ＞――生贄の血を飲み、肉を喰らえ。きっと葡萄酒とパンの味がするぜ。 今夜はキリストがいるぜ。 かねてからステージ上のアーティストは祭祀といけにえを兼ねた存在だと思っていたので。 観客はアーティストにかぶりついて肉を喰らい血を啜る。 食い尽くされることでアーティストはプロメテウスのごとく復活して英雄となる。 会場は神聖な森であり同時に処刑場。 フレイザーの金枝編の世界というか。 だからこそライブ会場ではこの上ない興奮が味わえるのだと。 |
２月２７日 欲しいものがある。いくつも。 今日はそのうちの１アイテムに悩みまくってきた。 アイテムはストラップ。 で、欲しいストラップが同時に２つあって。 ひとつはコリラックマの新作イチゴシリーズの。 ピンクのイチゴと赤頭巾のようなコリラックマがかわいすぎ。 もうひとつはマリー・クアントの。 白いウサギのモチーフがメインで。 目がピンクのラインストーンで耳の下に花つけてる。 ちょっと和な感じもしてめっちゃキュート。 しかしである。 ストラップは一気にふたつもいらない。 選べるのは片方だけ。 １日中悩んでウサギが勝ちました。 何故なら、私の携帯にはウサギの方が似合うからです。 和風なシール貼ってるからね。 さて、別のお悩みアイテムはピアス。 先日とんでもないところ（何年も使ってなかったポーチ）から ずっと探していたムーンストーンの指輪を発見！ その流れでムーンストーンへの愛が再燃。 それは突き詰めれば影月への愛になるという自己変換。 ただし。去年からの肌の不調のせいで何ヶ月もピアスしてない。 耳はだいぶきれいにはなったんだけど。 きっとまた埋まってるんだろうなあ。 ２月２５日〜２７日に拍手くださった方 ありがとうございます！ 新作、読んでいただけたら嬉しいです。 |
２月２８日 今頃になって雛パニック。遅いって。 例年ならばこの時期に連休を取るのだが、今年は仕事の都合上どうしても無理。 ３日当日だけは休みもぎ取ったけど。 だから。例年ならば駆け込みで雛祭り用の人形姫の着物だって縫えないわけではない。 でも今年はもう無理。 まあ、これまでせっせと縫い貯めた分があるので着せるものには一応困らない。 ただ迷いがあって。 男女ペアで用意するのか、女の子ばっかりで用意するのか、それが決まらない。 今のところ女の子２人が有力だけど。 さて。 金屏風にするか障子スクリーンにするか。 掛け軸にするか壁掛けにするか。 雛人形はどれにするか。 飾り物はどれにするか。 悩みはつきないのである。 ……準備も片付けも自分ひとりだからなあ。 拍手ありがとうございます！ 叱咤激励大感謝。 |